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ハルキア 後編

ゴ……ゴゴ……ゴゴゴゴゴ……


「石像が動いてる!?」


『みんな!! 起きて!! 石像が動き出したわ!!』


「ひぃぃいいいいいい!!」


メイリアさん、お兄ちゃん、ネグリジェ姿のラウンツさんが飛び出してきた!


うぎゃぁぁぁぁああああ!! 目が潰れるぅぅううううう!!

ラウンツさんの方がインパクト凄ぃいいい!!


「ラウンツさん何でネグリジェ!?」


「アーニャちゃん今はそれどころじゃないわ!! みんな武器を構えて!!」


石像がゆっくりドシン……ドシン……と歩き出した!!


「うぉおおおおおお!!」


ネグリジェのままモーニングスターを持ったラウンツさんが石像に攻撃するけど効かない!!


でも私への精神攻撃はクリティカルヒットだ!!


「マジかよ! 剣でも無理だろあれ!」


「……溶かすよ!!」


ラウンツさんが退いたのを確認してから、メイリアさんが何かの薬品のビンをいくつか投げつけた!

石像に当たって砕けたビンから薬品が石像にかかる。


ジュゥゥウウウウウ……


「……表面しか溶かせない……!!」


「十分よぉ!!」


ラウンツさんが再びモーニングスターでひとつの頭を殴ると少し欠けた!!


中が空洞なら……。

欠けた隙間から私の魔力を流し込むイメージで、石像の中から空間魔法を展開する。


私の胃に空間魔法を使ったら身体ごと弾け飛んだあのイメージ!!

私の魔力で作られた空間を膨らませて中から石像を圧迫!!


……弾けて!!


ピキリ……ピキリ……と音がしてから一気に石像が弾け飛んだ!!


と思ったら一緒に金銀宝石も飛んできた!!


「ぎゃぴっ!!」


「キャーーーーー!! お宝!!」


「スゲェ!!」


ラウンツさんルルさんメイリアさんはポカンとしている。


「な……中は空洞だったはず……」


「ギッシリ詰まっていたようだけどぉ!?」


「……石像が動くまでに何があったの?……」






ルルさんとアーニャと私が今までの経緯を話した。


「……ニーナのマナを吸収したから宝が生成された……?

……やっぱりダンジョンはマナを集めると宝を生成出来る……」


「メイリアちゃんの仮説は今回の件でかなり説得力を持ったわね」


「何でニーナだったんだろ!?」


「ニーナは余った魔力をマナとして常に放出しておるからの。 それを石像が吸収したから芋づる式に身体の中のマナまで吸い取られてしまったんじゃろ」


「えっ!? カイなんでそんな事わかるの?」


「ニーナの場合は単純に魔量に対して敏感じゃが、儂は漂ってるマナの違いや流れが何となく分かるんじゃ」


「だから石像に吸い取られてるって教えてくれたんだね」


「そうじゃ、お主は面白い体質じゃのう。

寝ておる時は起きている時よりも魔量が回復しておったからかなり溢れたんじゃろう」


「ニーナちゃんはマナを常に放出してる体質なのね……メイリアちゃん何かわかる?」


「…………わからない……」


「メイリアちゃんが分からないなんて珍しいね! まぁニーナはユニークスキルが多いから誰もわかんない事もあるよね!」


「……ニーナはマナに愛されてるからな、そういう不思議な事がたくさんあるな

とりあえず宝を回収して寝ないか?」


「そうね。宝を見つけたから隠し部屋も無さそうだし……もうここの探索は終わりね」


あ、そういえば。


「ここの宝箱は石像だったんですね」


「珍しいタイプの宝箱よね! アタシ達が今まで見つけてきたのは石造りのただの四角い箱だったもの」


「同じ石で出来た入れ物って考えたら似たようなものかもね!!」


アーニャは考え方がざっくりすぎるよ……。


空間魔法で宝だけ浮遊させて亜空間にしまったらみんなテントに戻る。


野営中もラウンツさんはネグリジェだったというこの世で一番どうでもいい情報を必死に頭から追い出しながら寝る。 おやすみなさい。





PVが伸びないのでニーナ達の新しい物語を執筆します!

乞うご期待!

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