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文化祭、始まる。

久しぶりに更新出来ました。

結構煮詰まってしまったので前後に分けてお送りします。

 与那高祭当日 朝七時半

「言ってきまーす…あら玄関前で待機してたのね」

あかねさんが居た。


「別に苦じゃないよ。一馬が玄関開けるまでああしよう、こうしようって考えてた。」


手をモジモジさせて可愛いなぁ畜生ってなんか言えよ僕!!

こういう所だぞ!コレだから僕はいつもビビりって言われるんだ。

こんなにも素直に感情を伝えて貰っているんだぞ!!なんか言わないと…


「ほらっ行くよっ」

そう言ってあかねさんは僕の手を引いて歩き出した。


 学校に着き朝のホームルームが終わり学園祭が始まった。


「それじゃあ一馬くん、周りましょうか?」


「うん、楽しもうかさくらさん」


 僕はさくらさんと合流して始まった文化祭を周りだした。


「流石に開いたばっかりだと準備が行き届いてないクラスも多いねぇ」


「そうだね…あっタピオカあるよ!」


 女の子ってホントタピオカ好きだよね。


 タピオカの売り子担当の栄子さん彼女は噂好きのただの女の子である。


(やっぱ開門したてはそんなに来ないなぁ〜)


「いらっしゃいませ!…(なんで可愛さんが!!しかも男連れ!!)……240円になります〜」


(にしても可愛さんって手ぇ綺麗〜お財布から出す作業もするするとやるのね〜)


「これで足りるかな?」


「ありがとうございました〜」


 2人が去り


「エリちゃん!聴いて!!」


 タピオカを飲みながら僕は思う。この時間帯ってちょっと食べたくなるよね。


 でも女子って飯の時間帯厳しいからな〜


「一馬くん!フランクフルトがあるよっ!」


「いいねっ」


「らっしゃっいジャンボフランクフルトだよ〜デカイよ〜長いよ〜太いよ〜ついでに美味いよ〜」


 何故味より先にデカさを主張した?


「二つ貰えますか?」


「420円になります…あの可愛いねぇちゃんに食わせるのかい?」


「………ウィ」


 その時男と男の友情が芽生えたような気がした。


「はいっ」


「ありがとう」


 そして僕は自分のフランクフルトを食いながら横目を凝視する。

 可愛さんは次の瞬間フランクフルト(俺の買った)を頬張った。


「ふっ〜あっつい〜太くてなかなかんー」


 グッジョブ!あのフランクフルト屋グッジョブ!!女の子に太い棒を咥えさせてやったぜ〜


「歯ごたえがすんごいよねっ」


「肉汁がすごい〜もうプリプリ〜」

 可愛さんは大変ご満悦である。

 僕も大変満足である。


その時デカイ歓声がサブの体育館から聞こえた

「第2体育館で何かやってるみたいだね」

パンフレットを読むと弓道部、柔道部、剣道部による演武と書いてあった


「行ってみる?」

 さくらさんは行きたいでしょ?と言わんばかりの目線を寄越してきた。


「行ってみようか」と返す僕もうんと素直な目線で返した。


「ようこそ!これはビンゴカードです。」

そう言って僕らにビンゴカードが割り当てられた。


そして弓道部による的当てが行われていた。


「弓道部って姿勢がいいねぇ」


 ああいうの格好はさくらさんは似合うだろうなぁ


「そうだね、ねぇ一馬くん私があの格好したら嬉しい?」


「えっ、そりゃあ、まぁ」


「良かった」


「へ?」


 さくらさんはそのままステージ横の階段へ消えていった。


 アナウンスが流れる。


「これより弓道部特別演武ビンゴ的当てを開始します。今回は素人枠での参加をしてくれた4人の参加者に皆様拍手を」


パチパチという拍手の中


 その1人にさくらさんが居た。

 しかもさっき言っていた格好で


 やられたよ


 こうしてさくらさんの意外な格好を楽しんだ後あかねさんとの時間になった。


「じゃあ行くかっ!」

 そう言うあかねさんには少し疲労が見えていた。

 無理もないよね、おそらくさっきまでクラスの出し物をやっていた筈だから。


「そうだね…先ずはカフェにでも入ろうか」


「なんだよ〜一馬まさかわたしのこと気遣ってんの?」


「いつもの元気なあかねは僕は好きだよ」


「っ!………そ…そぉ?」

 そうそうだからね、肩を折り畳んで赤くならないで僕もいまやらかしたって自覚あるからあ〜顔が熱い!


 カフェで僕らは普通のコーヒーを啜りながら映画の雑談をした。

「確かにあのシーン好きだけどさぁもうちょいタイミングもあると思うだよなぁ」


「まぁでも彼があそこで捨て石にならなかったらヒルツが協力しなかったろうし」


「フォーブスのあの悲壮な顔は苦労と苦しみを伝えてくれるよなぁ」


「トンネルが封鎖された直後のねぇ」


「でも一馬もベットシーンのある映画しか観ないと思ってた」


「それはそれで楽しむけど名作と呼ばれる映画も好きだよ」


「へ〜」


「なんだい?ニタニタして」


「なんでもぉ?」


 周りの喧騒もあって昼前にこんなゆったりとした時間は僕にとってとても心地いいものだった。



後半は主人公がかつてないほどテンパる予定です。

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