男場、美少女来る。
更新遅れてごめんなさい。
久しぶりの設定資料です。
東与那高等学校
偏差値59
陸上競技が全国レベル。
浜田一馬の柔道部練習参加1日目、
「今月はよろしくな!!浜田」
そう言って某ネズミランドのモノクロ映像のハンドシェイクのような握手をしてきたの与那第二高校柔道部主将の藤田隆一君だ。
軽量級の選手で団体戦での先鋒を務める。
「よろしく〜俺は大友元気〜今月末は中堅をやる予定です」
眠たそうな声で話しかけきた小柄な男
「今月はよろしくお願いします浜田さん」
「コイツは一年の岸、対抗戦では次鋒だ。」
「うす」とペコリと頭を下げた坊主頭の彼は筋トレに戻っていった。
アップも終わり寝技の練習が始まりそうなその時ガラリと中に入ってきたのは
「差し入れに来ました。可愛さくらです。よろしくお願いします」
むさ苦しい柔道場に現れた学園1の美少女と名高い可愛さくらが来ている。
柔道場の中で誰一人驚かない者は居なかった。
だが、この中で一番驚いてるのはわかる僕だ。
場内が静まり返る。
ただただ武道タイマーの『ビー!』って音だけが鳴る。
「………良し…大友、もてなせ」
「了解〜」
「岸は武道タイマーをセットし直せ」
「はい」
「浜田君」
「はい」
「ちょっとお話ししようか?」
「あっはい」
藤田部長はそれはそれは頼もしい態度だった。
「えっなにあれ?どういうこと?」
「僕にもよくわっかんないっす」
「マジで…俺らさ柔道部じゃん?」
「はい」
「多分今怪我で休んでる奴含めて女子との接点ほぼほぼ無いんだわ」
「はぁ」
物悲しいなぁ柔道部
「まぁいっか」
そして可愛さんがやって来て
「あの、少し見学しても良いですか?」
「あっはい!良いですよ!!」
藤田部長!!
こうして1日目が終わった。
ちなみに差し入れの正体は蜂蜜レモンだった。
二日目
「失礼しまーす一馬やってんね差し入れ!」
そう言ってあかねさんはぼくにスポーツ飲料をくれた。
「怪我すんなよ?」
「うん!ありがとう!」
その後も練習がある日にちに可愛さんと川上さん交互には顔を出しては差し入れをしたりして来た。
柔道部面々が気合を出したのは言うまでもなくこの一ヶ月で恐ろしくみんなの戦闘力は上がっていた。
そして『与那第二高校』対『東海与那高校』の対抗試合の日が差し迫った。
前日の夜可愛さんからメールが届いた。
――――
さくらだよ!
浜田くん!明日はいよいよ試合だね!!
清水くんと風間くんと川上さんとで見に行きます。
――――
もう一件来てる。
――――
あかね
怪我しないようにな
――――
「流石にこう言われたら」
拳を作って決める。
「勝ちたいよなっ!!」
試合当日。
「「「「よろしくおねがいします!!」」」」
こうして合同練習の後、団体戦が始まった。僕は中堅での出場で
藤田部長→岸くん→大友くん→僕→早川(捨て大将)
となっている。
「良しっ今年の出来を占う新人戦前の良い実戦練習だ!!」
石黒先生が僕らに劇を飛ばす。
こうして団体戦が始まり藤田部長は背負い投げが決まり一勝
続いて岸くんは寝技に持ち込まれ敗北。
大友くんは払腰で技ありを取ってそのまま判定勝ちと
一年の早川くんは体重はあるが練習嫌いで弱いので僕が勝たないと実質負ける。
応援席
「お〜一馬の奴道着着てやがる胸板あると似合うな」
「中学で柔道と小学校から道場通ってるからやっぱり着慣れてるね」
男子たちな呑気に会話しながら観てると
「ねぇ可愛さん?」
「なぁに?川上さん」
「私いま思った事があるんだけどさ」
「私も!」
((一馬の道着姿超カッコいい))
川上あかね
(やっべぇよ一馬の威風堂々たる振る舞いがあの胸板と合わさって道着映えしてるぅう!写メ撮っとこう)と横を見てみると
「セット完了」
そう言って可愛さくらの横には
(((一眼レフだとぉおおお!!)))
「「マジか!!」」
「ビデオカメラにコマ撮り対応のレフどんだけだよ可愛さん」
と引き気味にコメントする清水
「え?だって一馬くんのレアコスなのよ?見逃したくないじゃない?ねぇ?川上さん」
「ぐっ…そうね可愛さん」
そうグゥの根も出ない顔をしながら答える川上さんも
「まぁ可愛さんだけじゃねぇだろ?」
「えっ?」
と川上さんが答えた
「だってあそこにもビデオカメラと原稿用紙?」
風間くんが指差して教えてるが
「なんかあの人目出し帽に分厚いメガネでなんかブツブツ言ってる。」
「知り合いの人が試合出るから来てみれば……汗まみれの男達が寝技で絡み合って…良いBL本になりそうね…腐腐腐腐腐腐腐腐」
「………聞かなかったことにするか」
「………だね」
「まぁそういう気持ちも分からなくもな―」
「「「可愛さん?!」」」
そうこうしてる間に一馬の試合の番になる。
「あの背中を叩いてるのは」
「気合入れる奴じゃねぇの?よく見るぜ女子二人 見てみなあの目の一馬は強え」
「珍しいね、一馬があんなに目をギラギラさせてるなんて」
風間くんがすこし真剣にコメントする。
その表情のギャップに呑まれた女が二人ゾクリとした感情の中に
((あの表情超カッコいい!))
「正面に礼!、互いに礼!……はじめっ!」
こうして浜田一馬の試合が始まった。
(僕の対戦相手は張くん柔道部の面々から聴いた情報じゃあ組んでからじっくりやっていくタイプそして寝技はそこそこ立技は身体ごと巻き込むタイプだから型にはまると持っていかれる)
張が上から一馬の道着を取りに行く。
「この最初の取り合い結構神経削るぞ」
清水がその様子を見ながら
「あぁ一馬が170後半の身長で上から組もうとしてるから彼は180前半か」
風間もその解説に合わせる。
一馬は体勢を低くして右手の襟を下に滑らせ左手に掴んだ相手の右袖を前にクロスさせ右手を逆水平チョップのように密着させロックし足を払い
(合気道下段当ての柔道ルール用!崩し足払い!)
張は初めて見る技に驚き。
倒れる。
「有効!!」
主審が告げる。
「勢いは良かったが身体が側面でつきやがった!」
清水がその様子に
「しかも柔道技らしくないから審判の心証も悪い」
「えっ今の有効なの?」
可愛さんが首をかしげる。
浜田は寝技には付き合わず立ち上がる。
「待て!」
(流石に柔道部相手に寝技は怖いからね)
残り2分34秒
相手を見据えて一馬は自身の
(立技で切って落とす!!)
先程の技を警戒してか張が右手で一馬の袖を先に取りに行こうとした時。
(絶好のタイミング!!)
一馬の逆面当てを打ち。
張は頭から落ちる。
「一本!!」
主審が告げるが副審二人が技あり判定。
「技あり!!」
「えっなんで?」
川上が疑問を口にする。
「稀にだが主審ひとり副審二人のジャッジが揃ってたらそちらが優先されるんだよ」
「待て!」
そのコールの後副審二人を主審が呼び寄せ
技アリのまま試合が開始される。
残り1分56秒。
(ここまでポイント取れれば後は判定で勝ちまで持っていけるか…)
30秒じっくり使った袖の取り合いで時間を潰し残り1分を切る。
(やっぱり至近距離のグラッシングの柔道と近中距離の当身技と手足の操作が基本の合気道は似ててもだいぶ違うね)
だがここで張が払腰を仕掛ける。
(―不味い!!)
この巻き込み
一馬は外しにかかるが上半身を引き寄せられそのまま持っていかれかけたが。
「「一馬!!」」
「せやっあ!!!」
浜田は身体を外し返し技の内股を掛ける。
普段の張なら技を外せたろう。だが!技を外され意識が一瞬自身の身体に集中が向いた時に内股への警戒がなかった。
畳の跳ねる音の後。
「一本!!!」
こうして浜田の副将戦は浜田の勝ちに終わり、与那第二高校の勝利で幕を降ろした。
「今日はありがとうな」
「先輩強かったっす。」
「いや〜今度あの技教えてよ〜」
「浜田、今回はありがとうなこれで柔道部も良いスタートが切れる。」
そう言って石黒先生たちから褒められ僕は別れた。
解散後みんなの元に行き
「みんな応援ありがとう。疲れたよ」
「おつかれ一馬」
「典明くん」
「よぉ男の俺から見てもよカッコ良かったぜ」
「清水くん」
さてと最後のあの声援をくれた二人にお礼を―
「「一馬」」
「うおっと」
けっこう強めのハグされた。結構疲れてるから嬉しいけど辛いっ!
「俺らは邪魔クセェな」
「あぁ行こうか清水。」
「もーカッコ良かったよ!!」
「一馬って強いな!!」
「アハハハハ!」
「まぁ二人共ありがとう、可愛さん、練習の差し入れ本当に助かったよ。あの蜂蜜レモンのおかげで最後の踏ん張りをを作る 追い込みの練習も耐えられた心からありがとう!さくらさん!」
可愛さんはぼくの感謝を受けてくれた。
「川上さん、あのスポドリ美味しかったよ脱水症状にならかっのもあるし本当に辛い練習の日の励ましは支えになったよ…感謝してるあかね」
「おっおう」
そう言ってあかねは頬をぽりぽりとかいたあとそっぽ向いた。
「ねーなんで私はさん付けなの?」
アレ?さくらさんがちょっと上目遣いで怒ってる。
「あっアレ?」
「まぁ一馬と私の仲だからね〜仕方ないんじゃあないの?〜」
「私の方が出会ったのは先なんだからねっ!」
そう言って三人で帰る夕暮れはとても心地よかった。
あんまりモテ要素盛り込めませんでした。
メインヒロインがようやく少し柔らかくなったところで今後はもっと生クリームばりに柔らかくして欲しいなーやもうちょいギャグ回あったいーななんて思われたりする方はブクマ、感想、ポイント、レビュー等お待ちしてます。




