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疲労、労われる。

更新遅くなりました。

甘酸っぱく物語を加速させよう!っと意気込んだのですがまだ夏休み入ってないやん!っと思い、なんとなくヒロイン達の内情を仄めかす話になりました。

 当時僕の意識は朦朧としてて何も聴こえなかった。ただ柔らかな感触と自分と誰かの鼓動音、甘い香りだけが僕の意識に漂ってた。


 そして視点は一馬を抱き止めてる川上朱音に移る。


「体力測定でここまでやるなんてね何がコイツをここまでさせるんだろ?」


 そんなのわかってる。

 きっとコイツは可愛さくらの為に頑張ったんだろう。

 普段は下ネタしか言わない奴なのにあんなに頑張るなんてコイツは、一馬は本当に一途なんだな

 そして疲れ果てた一馬に対してなんとも言えない愛しさが込み上げて 


「良く頑張ったな」

 そして私は一馬の左頬に顔近づけた瞬間




「可…愛……さ…ん……褒め…て…くれ…る…なかぁ?」





 そしてわたしは思い留まって後悔を滲ませた後に頰を二度三度と叩き


「フーっ保健室連れてくか!」

そして一馬をおぶって私は保健室まで行った。


一馬に呼ばれた女に視点は移る


 私はどうしても逢いたかった。一馬くんになんであんなに遮二無二に走ったの?どうして私に視線をくれた後あんなに頑張ったの?

そんな事やもっといろんな事を聴きたくて聴きたくて、私は一馬くん探している。

 いつも一緒にいる清水くんと風間くんに聴いても見かけてないって言われてもしやと思って探してたら、川上さんが


「あっ可愛さん」


 熱中症かしら?頬が張り手型に赤いのだけれど


「川上さんね?一馬くん知らない?」


「?……あっあぁ、一馬の奴疲労で倒れてそのまま保健室行ったよ」


「…そう、ありがとうございます。」


「それじゃ〜」


ちょっとぎこちなかったけどそんな瑣末な事はいいわ一馬くんに逢いに行かなきゃ!


保健室には誰も居なかった先生もおらずベットにはスヤスヤと寝息立てた一馬くんが居た。


「一馬くん?」


「…………………………」


眠ってるぐっすりとその無防備な頬に顔を寄せたくなる頬ずりして甘いセリフを囁いてわたしの胸で抱きしめたくなる。


 でも、まだ彼女じゃない私は頬に手を添えて撫でるだけだった。


 そして私は伝えたかったたった一言を呟いて保健室を後にした。




一時間後


「よぉ〜一馬ぁ?元気かぁ?」


「あぁ清水くんいやーやっぱ無理するのはベットの上と同人誌の即売会だけだね」


「全快そうで何よりだ」

 

「やー負けたよ一馬」


「典明くんもかい」


「まさかあそこで抜かれるとは思ってなかったよ」


「……………」


「「一馬?」」


「僕は何故保健室に?」


「あっそこから?」


 僕は眠る前に感じた感触とその時の香りと頬に残る別の甘い香りの違いに違和感を感じていた。


「なんか褒められた気がしたんだ」

 

「なんて?」


「真っ直ぐに頑張ってる貴方の姿が大好きよ」


そして夏がやってこようとしていた。

どうも作者のウドンデイです!

この作品の登場人物に少しでも興味が惹かれたり、面白がってくれたりした方は作品の感想、レビュー、ポイントなど送ってくださると一学期ってなんかあったっけ?と記憶を掘り起こしてる作者の励みになりますのでよろしくお願いします(^。^)

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