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翌日、ハリが出る

「なぁ、聴いてくれお前ら」

朝のホームルーム前のダラダラとした朝の時間にモブポジの佐藤くんが


「今日可愛さんめっちゃ笑顔が増えてた。」


「いや、可愛さんのは社交辞令っぽい笑いだろう?ほら取引先の相手のほうが目上の人だとするアレ」


「あぁ、エレベーターとかであるやつな」


「いや違うんだよ思い出し笑いっていうのか?なんだろうウットリした表情で笑ってたんだ」


「「「なにぃぃいい!!」」」


「何故だ!いつもはお淑やかで笑うなんて滅多にないのに」


「あぁ!クラス1の笑わせ上手の志村の渾身のギャグでもお淑やかに微笑んでいた程だぞ」


「おかげで志村は今ガチで漫才の練習やってるらしいぞ」


「スゲェどうでもいいな!」


「おいっ話が脱線してるぞ」


「あぁそうだった」


「ホントに恍惚としたって感じの表情だったんだよ!……あぁでもなんかグフフフって感じで似つかわしくもなかったんだが」


「誰がアヘ顔晒してるって?」


「いや一馬ぁ朝からその話はちょっと胃もたれするわ」


「うん、なんか朝立ちの話しかなぁって」


「「「「それは男子高校生のパッシブスキル」」」」


「だよね!」


 この流れを見た清水くんは

「風間あいつ今」


 その横顔はどこか真剣に

「うん強引に話をそらさせたね」


「この話からすれば確認の必要があるな」


「可愛さんのとこに行こうか!清水君!」


「やらいでか!」


朝のホームルーム後隣のクラスに風間と清水が行った頃。


「アレっ?典明くんと清水くんどこ行ったかな?」


「おはーどうした?一馬」


「あぁ川上さん、おはよういや典明くんと清水くんがどっか行っちゃってね知らない?」


「やー知らないわその内戻ってくるんじゃないの?」


「そっかぁ」


「で、どうだった?デート」


「うん、川上さんのおかげで予定が狂う事なくスムーズにやれたと思うよ」


「そいつは良かったな」


「ホント感謝してる、だって川上さんのセレクトしてくれたコーデや話の持っていき方やどうしても上手く美人との距離の取り方勉強になったよ」

僕はちょっと余計な事まで言いすぎたのかなと思ってたら


「美人とかナイナイこんなガタイのいい女女子校生じゃないだろ?」


「いやぁ、健康的で良い身体的だと思うよ?そこ小麦色の肌や、化粧を一切してないからこそ出てくるエネルギッシュな健康的なエロさエロゲやエロ漫画じゃ体育館倉庫がホームグラウンドだよ」


アレ?なんか川上さんが太腿を擦り合わせてもじもじしてる。ちょっと筋肉質な太腿がエロいね!!


「ねぇ一馬?―」


「ちょっと一馬朝からセクハラとかやめてよね?」


 クラスのキャンキャン系の佐藤さんが僕になんかいちゃんもん付けて来た。

僕は真剣に人を褒めてるというのにけしからん!


「佐藤さん?そうかい?まぁ女子が顔を赤らめるなんてシチュご馳走様以外ありえないけどねてかっスカートいつもより少し短いね今日は見せパンかい?」


「ったく!よ………ヒッなんで朱音私を睨んでんのよ!」


「へ?」


「いやもう良いわ朱音、水泳部の太田先生が呼んでる〜」


「あー清水の事ねあの馬鹿ごめん一馬またね」


「あぁうん」


 そう言って川上さんはスタスタと歩いていった。


「そこの胸板の厚いエロい童よ」


「いや童てなんだい?清水くん?」


「いやぁさっきの会話の内容が気になってよ女心を読むことに定評のあるお前の幼馴染と一緒に可愛さんとこいったんだけどよ」


「へーそうかい」


「いやぁ台詞と行動噛み合ってねぇぞって近い近い!!」


 あらら普通に身を乗り出してたよ。


「それじゃあ俺らの見た5分間を風間さんの解説付きで教えるぜ」


―朝のホームルームと一限目の休み時間(ハーフ・タイム)


「さぁ始まりました昨日の一馬とのデートの後の変異を観察する時間になりました実況は私清水健二と解説は」


「風間典明ですよろしくお願いします。」


「さぁ風間さんデートの翌日の女性の反応というのは一般的にどのようなものでしょうか?」


「そうですね、彼氏と付き合ってるのが公にされてる場合は基本的にハツラツとしてますね、逆に彼氏との交際、又は彼氏未満とのデートの翌日は神経をデート日で擦り減らす関係で比較的に疲れているかバレてないかやきもきしているそんなところでしょう」


「なるほどですが目の前の可愛さんの表情からするに明らかに前者のような表情ですが?」


「そうですね昨日のデートで何かあったんではないでしょうか?」


「なるほど〜。では、ここで昨日の一馬とのデートのおおまかな流れをフリップにしてみました。」


 13時40分 集合

 14時00分 レウンド・ワン入店

 14時15分 ボーリング開始

 15時25分 ボーリング終了

 15時50分 カラオケ開始

 17時20分 カラオケ終了

 17時55分 お好み焼きを食べる。

 18時40分 解散


「昨日はざっとこんな感じなのですが風間さん」


「そうですねやはり大きく挙げるとすれば集合の時間で一馬くんはかなり良い言葉を言いました。」


「あぁ「綺麗だ、本当に綺麗だ」ですね?たしかにあのセクシャルプレイヤーにしては珍しかったのですが」


「良い滑り出しだったのは確かです」


「ですがその後ボウリング後に危うい場面もありましたが?」


「そうですね一馬選手の下見を知っていた口振りでしたねその時の威圧感はかなりのものでした。」


「カラオケで相当盛り上がったと昨日の夜に惚気に近いメールが私に送られてかなり殺意が湧いたのですが」

そういってメールの内容を解説の風間が見る。


「あぁ、これはプレイバック・ハイですね」


「プレイバック・ハイ?なんですか?それ?」

実況の清水は青筋を浮かべながら解説に聞く


「えぇデートが思いの外上手くいって思わぬ収穫があった時などに出る症状ですね、特に相手と自分の趣味が合致した時などに起こりますね」


「なるほど〜では、カラオケで好きな歌手が一緒だったとかになりますか?」


「そうですね一馬選手の好きなアーティストは我々とは少し年齢層が高めですからね、同世代にいるとなると相当嬉しかった筈です。」


「なるほど!最後の締めはお好み焼きでしたが可愛さんのイメージから少しかけ離れたものだとも思いますが?」


「アレは一馬くんに対する気遣いでしょうね、あくまで寄り添った立場に居たいというメッセージと心的距離を縮める効果、川上さんとの差異を意識付けたかったんでしょう」


「昨日の今日であの肌の艶とにやけてグフフフな感じは可愛さんも相当楽しんだんでしょう。」


「以上本日2-Bより実況の清水健二と「解説の風間典明」でお送りしましたそれではさようなら!…………って感じだったんだが」


「いや、このサッカーとかの解説風いる?」


「まぁやっててちょっと虚しかったわ」


「あぁ、俺も結構浮かれてたよ」


「まぁ要約すると昨日のデート成功だな!って事よ」


僕らハイタッチを交わした後


「…良し!……あっそうだ今朝川上さんが太田先生に呼ばれてたよ」


「へーなんだろな?」


「まぁ明後日は体力測定だよ?」


「来たよ来たよ!!特に女子の持久走が死ぬ程楽しみだよ」


「一馬お前速えな切り替え」


「考えてもみたまえ2人とも女子が汗だくになって普段制服で分かりづらいボディラインが体育着で走る事で露わになるし上下の運動で二つの果実が揺れるんだよ!それになんといってもハアハアと息を荒くして汗を掻きながらゴールに向かって走らされるある意味SMの耐久レースじゃないか!!」


「「いや、お前持久走にどんな目線持ってんだよ!?」」

体力測定ってどんなことしたっけ?とだいぶ霞んだ記憶をほじくり返している作者に評価、感想、レビューなどお待ちしております(^_^)

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