加純さん、魔改造とクリームソーダを楽しむ。
夏の暑さに脳みそは、オーバーヒートしていました。
アホリアSS様主催の「第2回塗替企画」に今年も参加させていただきました。
この企画とってもユニークで、線画を普通に塗り絵として仕上げてもよし、また「線画の原型をとどめないほどの別の絵になっていてもOK」というルールもありまして、加純さんがここに乗っからない訳がないではありませんか。
昨年はほぼ「魔改造」してしまいました。それを受け入れてくださったアホリア様の懐の深さ!
そのお心の広さを当てにして、「魔改造」とまではいかなかったのです(当社比)が、今年もそこそこ加工しています。
「お題 ①水でっぽう」より。
加工はしましたけど、ちゃんと企画の趣旨は守って水着姿の女の子を描きました。(←当然である)
アホリア様がお題で水着女子をたくさん出してきたから、これは「露出度上げて来い!」のサインかと勝手に解釈。元絵より水着の露出度はきわどくなっています。もちろん、「みてみんに掲載可能範囲」は守っていますとも。
お題の水でっぽうは、おもちゃっぽくチープな感じにしたくて、そんな色味で彩色。その代わり水着の柄はシックな色目のボーダー、水着の柄だけわざと大人っぽい配色のストライプにしてあります。全部ポップテイストで統一するのもいいけれど、一か所だけ外すのもアリだよね。
夏らしく、健康的なセクシーさとかわいらしさを狙ってみたのですが、いかがなものでしょう。
お題①水でっぽうに続き、魔改造④シュノーケリング。
前回より露出度は下がりましたが、ポージングは派手にしております。
「お題 ④シュノーケリング」より。
ついに天地逆にしてしまいました。水中だからこれもありだよね~、の魔改造。
そのうち怒られるよなぁ~と思いながら、止められないのよ。「#新12ヶ月の小品集」でも思考ぶっ飛んでいましたが、その余波がこちらにも押し寄せていたのかも。加工OKと云えど、そろそろ自重しないと、第3回はお出入り禁止とか言われそうな気がしてきた。
アホリア様、誠に、誠にありがとうございました。(平謝りっ!)
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今度はFA。
辻堂安古市様「クリームソーダ漂流記season2」へ送らせていただいたイラスト。
クリームソーダ、です。
とっても楽しいエッセイで、season1から拝読させていただくと、クリームソーダが飲みたくなるの必須! わたしの場合は描きたくなる、でしたが。
こちらのミステリアスガール、つじっちが見つけた某社のクリームソーダの缶ジュースに描かれていたイラストのレディを原案にしたので、いつもと違うタッチの絵柄となっています。塗り方もいつもの水彩風の塗りではなくて、もっとポップな塗り方。バケツ塗りで、平面的な塗り方をしています。
バケツ塗りとは。お絵描きツールには、簡単に指定した広範囲を一気に「塗り潰せる」という機能が備わっていて、それをツールのアイコンであるバケツマークから「バケツ塗り」と言います。いつもはバケツで下地を作った後さらに色を重ねて陰影を作っていくのですが、今回はこのバケツ塗りをメインにして色を入れています。厳密に言えばそのほかにもエアブラシツールとか使ったりもしているのですが、メインがバケツ塗りなのでいつもと絵の雰囲気が変わって、描いている加純さんが一番楽しかったかもしれない。
つじっちと同じく、わたしもクリームソーダは翡翠色のソーダ水にバニラアイスクリームと、一番上にチェリー(それも缶詰のシロップ漬けのもの!)が乗っていて欲しい派なのです。
ブルーハワイもいいけれど、クリームソーダはやっぱり翡翠色のソーダ水が理想なの。
チェリーだって、どんなに高級店のクリームソーダといえど佐藤錦が乗っていたらダメ。アメリカンチェリーもダメ。あのシロップ漬けの赤いチェリーがいいのです。(フルーツパフェならちょっと譲るけれど)
つじっち、ありがとうございました。続き楽しみにしています!――で、終わるはずだったのですが。
コロン様主催「クリームソーダ祭り」参加作品。
この後、クリームソーダは「後遺症祭り」「外伝」「ガチャ漂流記VS秋のスペシャル版」と無限に世界を広げていくことになったのです。
そしてスペシャリストの漂流者となったつじっちへ、お見舞いと応援を込めてさらにもう1枚。ガチャ漂流記が始まった頃に描いた絵で、ミステリアスガールの右手にクリームソーダを、左手にガチャを持たせた構図になっています。
そしてレトロなクリームソーダは翡翠色だけど、最近はブルーのクリームソーダもある! そしてこのブルーのクリームソーダこそクリームソーダであるというご意見も。
モモル24号様の作品「クリームソーダ後遺症祭り・サファイア」のシリーズ、「サファイアの逆襲」「サファイアに恋して」にご出演のサファイア嬢も描いてみました。
緑のミステリアスガールよりレトロ色を押さえ、ちょっと気の強そうなツンデレ系のお顔立ちに。でもかわいらしさも忘れずに。
どちらのレディもとても素敵なのでした。
モモル様、ありがとうございました。
もうお一方、被害者は黒星★チーコ様。
「城ヶ崎は今日も海岸に打ちあげられている」のヒロイン、城ケ崎寧子さん。
城ケ崎さんのかわいらしさに、思わず描いて贈りつけてしまいました。
彼女の雰囲気に合わせて、水彩画風のラフな仕上げ。
ポージングは○○を意識して、ちゃんと○○の写真を参考にポーズを考えました。今回は線画を意識せず、ざざざっとおおらかに色を置いています。塗ったというより置いた、ですかね。その方がずぶ濡れ感が出るような気がしたのですが、どうでしょうか?
表情もちょっと気まずそうな照れ笑いぽく、ニコッというよりデヘッといった感じで。
あ、○○にどんな単語が入るのかは、作品をお読みになってください。
チーコ様、ありがとうございました。
さて、次回は展覧会企画用に描いたイラスト「天女舞う」の予定です。秋をテーマに、幽玄な世界を描いてみたいなーと挑戦した作品です。
それでは、また。
ご来訪、ありがとうございます。
酷暑の中、がんばって企画に参加していました。新しいご縁をいただき、これまでにないタッチの絵柄にも挑戦。またちょっと世界が広がったかもしれません。
次回は横道な路線に戻ります。少女漫画風の華麗な世界をお楽しみに。