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イルミネーション 番外編③

25日の今日なんと久々に母さんが馬車で王都の屋敷まで無事に着いたと言う知らしが来たのは丁度魔法実習をしていたときだった


そう!まだ授業があったんだよね~クスン


遠くから駆けてくる気配に教員達は警戒しブローチを交換した先輩方は後輩を守るように立っているなか1組だけ難易度の低い魔法を1種類 対 1種類 2種類 対 2種類と打ち合いながら


「ブランさんは、警戒なさらないのですか?」


ブランさんは水と風の混合魔法を放ちミーシェは炎と雷の混合魔法を放った


「ああ。あの足音は単体だしな。それにあんたが気にする素振りもなく打ち合いを始めたってことは、害はないんだろう?いや、それ以上に知り合いって可能性がありそうだ」


足音が扉に近づいてきたのでミーシェは


「それでは、本日は帰らせていただきますお疲れ様でした」


「お疲れさん」


ミーシェは着替えるため更衣室に戻るのが面倒になりその場で、魔法を使って服装を変えた


先生方の前に出ると


「ここか!?」


と言う聞きなれた声が聞こえた


う~んこのままじゃ扉に壊されるし素材変換しときましょう


超合金の扉に見た目は変わってないが変えると


『ドカッ』と物が当たる音がすると向こう岸が静かになったので、扉を開け大の字で倒れている馬鹿1人と倒れてる馬鹿の頭の方で突っ立てる人が1人


ミーシェは後ろを向き


「私の家の者達が失礼を致しましたこと心からお詫び申し上げます」


と一礼してから


「それでは私達は帰らせてもらいます」


立っている彼に寝ている馬鹿を担ぎ上げてもらい移動魔法で屋敷まで帰った


屋敷にはすでに賑やかになっていたミーシェは未だに寝ているシスコンを中庭まで連れていくと頭………って言うよりも顔面に水を滝のように落とした


「ブファ!?な、なにが??」


「お兄様ようやくお目覚めですか?あの程度のもので伸びられると困りますわ」


全く困っていないが困っている風に装い


「私の居場所ぐらい早々に察知して頂けないとお母様に示しがつきませんわよ?」


ミーシェはお母様が近づいて来ている気配を感じ


やば!!母さんに見つかったらこれぞとばかりに着せ替え人形にされる!!


まだ気づいていない兄さんを見てニヤリと嗤うと拘束魔法をかけ


「では、お兄様あとはよろしくお願いいたしますわ」


「……えっ?後って?」


困惑している兄さんを放置し


「チャーリー。貴方も早く逃げることをお薦めするわ」


と言うなりミーシェは気配を完全に消し研究室へ急いで入り魔法で雁字搦めの侵入防止結界を研究室と自分の部屋そして倉庫の3ヶ所にかけ晩餐が始まるまで隠り続けた


ついでに言うとあの時逃げれなかった兄さんは、母さんにみっちりしごかれ今、横で死にかけてます。御愁傷様てす!


そしてもう1人あと少しのところで捕まったのかチャーリーがぼろぼろの状態で後ろに立ってます


食事が運ばれる前にミーシェは白々しく


「お母様。お久しぶりですわ領地の方はどうですか?」


「可愛いミーシェ、本当に久しぶりね。益々綺麗になったわね~好きな人でも出来たのかしら?」


父さんや兄さんが吹き出しそうになるのをこらえ鬼の形相でこちらを見てくる。ミーシェは何時ものごとく涼しい顔をしていたが煩うように視線を下げ


「……そうですわね。あるかたを思うと胸が締め付けられるように痛いのです」


そう言うとふう~とため息を着いた


それにヒートアップした父さんと兄さんは


「それは誰だ!!」


「お前を煩わせるやつ許さん!」


それを見てクスリと笑う母さんと使用人たち


あら~この二人だけしか引っ掛からなかったわね~


男って単純な生き物って言うけど、ある意味大切な人には感情的になってひっかかるものなのね


この妙な空気のまま食事が始まり、食後のティータイム楽しんでいると


「さぁミーシェが作ったと言う物を見せてもらえるかしら?」


「もちろんですお母様!ついでに私の彼も紹介しますわ」


その言葉にお母様までもが硬直したそして


「「はぁあ!!!」」

「…………」


叫ぶ父さんと兄さん。沈黙する母さん。


またには仕返ししないと私もストレスがたまりにたまって大変なんだよね~


それでも3人とも何も言わず冷たい空気と熱すぎる空気・吹き荒れる風


うぅ~んこれ勘違いだとばれたらヤバイかな?まぁそれはそれでアミールかアクアかアスクルにしばらくの間、外泊させてもらおう


暢気なことを考えながら裏庭へ案内し一昨日の分は全て光らせ感動する母さんに


「これ、私からのプレゼントです」


白の猟犬をプレゼントした


「まぁ!!可愛いわねこの子のお名前は何と言うのかしら?」


「その子にはまだ名前がありませんわ。お母様がお考えください。そしてその子は狩りにも着いていけますし、魔物相手でも十分太刀打ち出来るように私が造り出しましたの」


「どうやって造り出したのかしら?」


「それは、企業秘密ですわ。あと私の彼も紹介いたしますわ」


指笛を吹くと木の後ろからピコリと黄色い瞳をした真っ黒な猫と赤い瞳をした真っ白な猫が揃って出てきた


ミーシェはその子達を抱き上げると


「黒毛がしてる子が雄で、白い毛をしているのが雌です。もう~この子達のことを考えると胸が痛くて!!」


父さん達の魔力が収まったところで


「私たちは部屋に戻りますので後は、お父様とお母様でごゆっくり」


ミーシェは兄さんを引き連れて父さんの横を通るときに小声で


「噴水の前にあるベンチに座ると30秒後良いものが見れますわ」


そう言って通り抜けると兄さんが


「見たかったなぁ~ミーシェの最高傑作!!」


「あら?そんなに見たいならこれを差し上げますわ。メリークリスマスお兄様」


ミーシェはオルゴールサイズの入れ物を渡し部屋に戻り窓したの噴水の映像を見ているお父様とお母様に


「メリークリスマス。お父様、お母様。私からの本日最後のプレゼントですわ」


お父様とお母様の出会をそしてその二人の回りを飛び回る妖精達。それらは全て魔法で作り出す幻想的な風景。夜空のもとできっとこれもいい思い出に成ってくれるだろうと願うミーシェだった



どうにか間に合いました!!


メリークリスマス!!!

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