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三つ目のフラグと新従者 兼 護衛

入学までに覚えることがたくさん有るなか空いた時間は、国立資料館へ出向き魔法のことや魔法石の作り方、使い方等を必死に頭に詰め込んだ。


月曜日は午前中だけで

8時~10時まで乗馬 11時~12は、政治


火曜日は午後から

13時~14時30分まで剣の稽古 15時~16時までが戦略


水曜日は お父様の手伝い と 空いた時間は、お父様による経済の授業!?


木曜日は 不定期でお茶会が開かれる

その他の時間は入学用品の買い出し


金曜日は 9時~10時 乗馬のテスト(ただの遠乗り) 11時~12時 政治のテスト(やった範囲だけの) 13時~14時 戦略のテスト(この場合はどう対処すべきか等) 15時~16時 剣のテスト(教わったところまで。今回で言うと、剣の適材適所や種類)


どう考えても軍師の為の授業だと思うけどな。お父様、本当に私に何をさせたいんだか。はぁ~。夜になれば予習復習をやって、資料館の館長さんと仲良くなったから特別に貸し出しを許可してもらった本を読んだりしているからかな?大分魔法の事についても分かってきた気がする。もう少ししたら魔法石のブレスレットも完成する!どうにか間に合うようだから良かったけどね。


うん?なになに 礼儀作法は、やらなくていいのか?って幼い頃から教えられてきたから簡単に出来るけど?

お前がやったんじゃないだろう!?って 別にミーシェルミツキがやってくれてたから体が覚えてるんだよね~。


作法のやり方説明できるのか?ってそんなの簡単じゃん!体が覚えてるんだからね。

例えば、食事の時は先に手を洗い 食事後は口をすすぐ とかね。えっ!そんなの当たり前!じゃあこれは? 食事の前後は挨拶をし、食事中は容儀態度を乱さない 。

まぁ、前の世界じゃ出来てなかったのは認めるけどね。他には…ご飯を食べ次に汁もの・主菜か副菜を食す。後は当たり前だけど◆好き嫌いをする◆口音を立てる◆食器をかち合わせる◆声高に話す とかかな? それは前の世界の話だろ?って思ってるかもしれないけど、こっちでもほとんど変わらないんだからね‼


「あの、お嬢様。一人で百面相をなさってどうかされましたか?」


おっと!侍女が居たことを忘れてた!

余談でマヤは、休みを取っている。息子が風邪を引いたんだって~。てか結婚してたんだ!?知らなかった。


「少しテストの事を思い出しただけよ。」

「そうでございましたか。お飲み物でも御用意致しましょうか?」

「そうね。ダージリンティーをお願い出来るかしら?」

「はい!ダージリンティーでございますね。直ぐに用意をして参ります。」


急いで行ったけで大丈夫かな?迷子にならなければいいけど。あの子私ことミーシェルミツキと同い年で昨日雇い入れた子で、確か…『リリー・フリージア』だったと思う。

お父様曰く 働くことになった理由は、実家では学園のお金が払えない為住み込みで働くらしい。ちょうど私と同い年でリリーも学園に連れていき私の世話をさせる、そうすることで学費をこちら側で払うと言う条件のもとだと。


こんな裏話があったんだ~SNでもF.BOOKでものってなかったけどな~。ゲーム開始は学園からだったけど、リリーを虐めるとこれもまたバッドエンドに繋がるんだよな~。このルートは、お兄様も共犯でリリーを『平民の分際で!』とか『学費もこちら持ちで養われてる側の癖に生意気な!』等。そんなことを言ってそのうち暴力を振るってしまい学園でも隠れて虐めていることを第2王子と主人公に見つかりそれについてとがを受けたミーシェルミツキは、有らぬ噂でで主人公を落とし入れようとするが………。


まぁ、私は虐めるつもりもないからこのルートは回避できるはずだよね?後は、お兄様が厳しく当たらないかが問題だけど……私にリリーが何かしてこない限りは大丈夫でしょう。

それよりもリリー遅いな。茶葉をいれてお湯を注ぐだけなんだけど?少し様子見に行こう。

念のために直ぐに帰ってくると紙に書いといた。


廊下を歩いてると侍女や従者達が私に気づくと頭を下げ通りすぎると元の仕事に戻っていった。


居心地の悪さを感じながら厨房に行くとそこにはリリーの姿がなかった


あれ?すれ違いかな?

「ちょっと聞きたいのだけど?」

厨房で一番年配で小太りのおじさんが青い顔をしながら急いできた

「お お嬢様。な なに様でしょうか?」

私、きつく当たってたかしら?

できるだけ優しく見えるように笑顔で問いかけた。

「先程ここに私の侍女リリーが来なかったかしら?昨日宿った新人よ、知らないかしら?」


先程より怯えた声で

「あ あの じ 侍女 なら 先程、ヴライアン様が ど 何処かへ つ 連れて 行かれました。」


おじさんは、最後の方は声がスボミ聴き辛かったがどうにか全て聞き取れた。


なんだろう、嫌な予感がする。お兄様、リリーに対して何もしていなければ良いけど…兎に角急いで探さないと!

できる限り口調が変わらないようにしながら

「何処へ行ったか分かるかしら?」

「く 訓練所か かと」

「そう。ありがとう、訓練所に行ってみるわ。今日の昼食も楽しみにしてるわ。」

いきなりおじさんは目を丸くするなり、泣き出した。

「お お嬢ざま!性格がお変わりに!!」

「そうよ。あのままでは、いけないと思ったからよ。それじゃ失礼するわ。」


そう言って訓練所に向かった。

足に加速魔法をかけ急いで走って行くと森の手前にあるほぼ誰も使っていない訓練所に人の気配を感じた。


これも日々の訓練の賜物だね。


そっと割れているガラス窓の隙間から覗くとお兄様の姿は無く、そこには厳つい顔をしたひんの悪そうな目をギラギラさせた男性5人に囲まれているリリーを見つけた。


うわ~災厄だわ!こんな奴らを誰かが手引きしたと知れ渡れば、平和な環境が崩れる!それよりもリリーの乙女が壊される気がする!


リリーを見ると所々服が破れ胸等大事なところを手で隠しながら怯えきっていた。


「さてと、そろそろ喰らおうぜ!」

とリーダー格の男性か言った瞬間、他の奴らがリリーを紐で手足をくくり始めた。


私はゲームで使われた抜け道を使い、リリーの居る真後ろにある更衣室から中に潜入した。ドアを開けすぐさま光魔法で目眩ましをさせリリーを男性達の間がら助けだし、更衣室の中で紐を解き羽織ってきてたカーディガンを肩にかけた。


リリーは泣きながら私にお礼をいい続けていた。そんなリリーに

「まだ安全なところでは無いわ。外に出るには、入り口の扉からしか出れないの。入るのは簡単なんだけどね。」


落ち着いてきたリリーにここの訓練所の間取りを教え

「私が合図をしたら扉の左右にあるカーテンの下に陣が書かれていると思うわ。そこにこの魔法石を同じ色のところに置いて。そうしたら開くはずだから、扉を開けたら私を置いて先に助けを呼びに行きなさい。このネックレスと共に。」


反論しそうなリリーを置いて先程から扉をぶち壊し私達を探している男性がいる道場内に飛び出した。


「私ならここにいるわよ。」

「さっきのネェチャンよりボインで綺麗な色をしてるねぇ。お前が俺らの相手をしてくれるのかな?」

嘗め回すような不愉快極まりない目で見られ恐怖に負けそうになるなか表情に出さないように気を付けながら彼かを訓練所の端へリリーが更衣室から出て、ロックを解除して逃げれるまで時間を稼がないと!


彼らに追い詰められたように東京ドーム5つ分の広い道場の端へついたとき


「行って!」と叫んだ。


男性2人がリリーを押さえに行こうと動き出したが遅く、リリーがロックを解除して助けを呼びに行ったのを見送りそれでも追いかけようとする二人に『コールト・ハセル!』と唱え足に見えない紐が絡みつき天井に宙ぶらりんにした。


リーダー格の男性は、

「奴らを下ろせ!」

と言って私の服をナイフで裂き始めた。

くっ!二対一ならどうにかなるけどこの状態で3対1なんて勝てっこない!責めてあと一人蹴散らせたら……。


そのときふと名案が浮かび上がった。


彼等はもしかしたら魔法が使えないのかも!それならば扉のロック解除に使った魔法石が使えるかも!

遠距離で魔法石にひびをいれそこから幻影の炎が燃え上がった。


よりにも寄って幻影石と炎石だったとはね

魔法に対抗のない彼等は、永久に苦しみ続けるだろうね。

そう思っていたのが間違えだった。


リーダー格の男性だけは、魔法対抗が有るようで彼らを見捨てて魔法封じの手錠を手足につけられた。


魔力が吸い込まれていく!これが魔力封じの錠なの!ヤバいあの石の魔力が無くなればいっかんの終わり!私は一瞬の隙を見計らい、裾から短剣を取り出し手の鎖を切った。

それから男性に斬りかかった

「はあっ!」

「!おっと、物騒なものを持ってるねぇ。それを下ろしてくれない?」

「嫌よ。下ろしたら余計にいたぶるつもりでしょう?」

「参ったよ~鋭いお嬢ちゃんなことでっ」

斬りかかってきたので受け流し距離をおいた

「誰に雇われたのかしら?」

「サァネ。灰色の紙色の鍛えられている男性、としか知らないね。よっと!アブねぇ話してるときに斬りかかってくんなよ!」


嫌な予感的中!お兄様が雇い主だったなんて!


「これくらい貴方なら交わせると思ってね。はあっ!」

「無駄な動き1つもねぇな。お前何者だ?」

「こちらの名前を聞くならばそちらが先に名乗るのが常識だと思うけど?」

仕掛けては流し、を繰り返しお互いが互角だと察した。なので剣を下し


「俺の名は、『チャーリー・プリュムベル』奴らは俺に喧嘩を吹っ掛けてその大将を伸びさせた為俺に着いてきたったわけだ。次はお前の番だ。」

「私は、『ミーシェルミツキ・モントヴェルト』この公爵家の一人娘。」


この人は気づいてないみたいね。後で気づかれて巷で噂になっても困るし、いっその事私の護衛として雇ってしまうか?


私が考えに更けていると

「おい!止めろ」

とチャーリーの声が聞こえたので右横にステップを踏んで剣先から逃れた。チャーリーは、仲間の2人に溝内をかまし

「お前……ミーシェルミツキだったか?良く右横を選んで避けれたな!」

「考え事をしてたらお前の声が聞こえたし、そこで考えを中断し刀で裂かれる空気を感じとれば避ける方向は簡単に分かるけど?」


チャーリーは、驚き半分呆れ半分といった感じで

「お前、そっちが素なのかよ!」

その突っ込みに しまった!と思ったが気にせず、微笑み

「そうだよ、こっちが素。お嬢様らしくするために教えられてただけだから。」

「てゆーかそれを俺に言っても言い訳?」

「『チャーリー・プリュムベル』私の護衛兼従者になりなさい。今日の事は無かったことにしてほしいならね。」

「はぁ~それ俺になんの利益が有るわけ?」

「衣食住の確保もできる、自由も与えるわ。この事が大臣に知れ渡ればどうなることか。」

「ああ~分かった分かった。従者と護衛になればいいんだろう!成ってやるよ‼契約書でもなんでも書いてやるよ‼」

「契約書は、お父様に貰わないといけないから。それと彼らが今回の騒動を起こした張本人として提出するから。」

「分かったよ。」

「そう。」

剣を鞘に戻し助けに来た人達には悪いけど、自主学習で使えるようになった記憶改善魔法をかけチャーリー・プリュムベルがしでかした事を消し去り彼らを牢にに連れていかした。


そして最後に来たお兄様の記憶からもチャーリーは加算していなかった様にした。



「ほんとお前性格わり~、腹黒すぎるだろう!」

「何の事ですの?」

「とぼけるなよ!?いきなり令嬢ぽくなるな!」

「あら、失礼ね。私は、元から令嬢ですわよ?」

「もう、良い。それより何故大臣が俺の親父だと分かった?」

「名前で分かりますわよ。それに分かりやすく、その上衣の内側に紋章が入っていますもの。」

「よく、こんなちっこいの見えたな!」

「うふふ、これ以上は秘密ですわ。」

「お前といたら飽きることが無さそうだ。」

「それは、誉め言葉としてもらっておきますわ。」

「誉めてねぇよ!もういい勝手に言ってろ。」

「可愛いげの無い子ね」

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