クアラ VS ミーシェ
話が全然進まない!!
父さんが連続試合を止めようとしたが、それを軽くいなしてから第二試合を開始した。
ミーシェは時計回りに回りながら相手の隙をうかがった。クアラも時計回りに回りお互いに一定の距離を開けていた
「クアラ、貴方と戦うのは久しぶりですわね」
「おう!今度こそ本気でも負けねぇ!」
クアラは中段でミーシェは下段の構え
先に仕掛けたのは、クアラの方だった
「はぁっ!」
クアラは振り上げ胴回りがあいた。ミーシェは、そこをついてくるかと思いきやバックステップで避け手の甲に木刀を当て落とさそうとした
「チッ。これでも引っ掛からねぇか」
ミーシェは、笑顔で
「ふふふ。貴方ならやると思ってましたもの。強めに叩いたと言うのに木刀をまだ持っていられるなんて驚きですわ」
彼は苦笑いをすると
「これでも、結構ギリギリなんだけどなっ!!」
胴体を狙ってきたと思い剣を叩き上げようとしたが、瞬時に違和感を感じ高めに飛び上がった。その瞬間に足があったところを彼の木刀が通るのが見えた
危なかった~後もう少し反応が遅れていてら足を取られ負けていたわ
「あ~あこれもダメか?」
「まだまだ癖が残っていますわよ」
「なぁ、やっぱハンデくれねぇか?」
これ以上ハンデを上げたら負けるね確実に
「十分上げてますわ」
「もう少しだけだっ!!?」
ミーシェは、一気にスピードを上げ軽めの打ち合いを終わらすことにした。
さすがにこの後にあの4人がいるとなると、あまりこちらの手技を見せたくないもの!あの人たちは相当強い、下手に手加減をしていたら此方が殺られる
彼の背後を取り、剣を下ろすと見せかけて防御体勢に入ったクアラに向い百ヶ突きを繰り出した
彼は頑張って急所を外しているが、その他の部分が木刀だと言うのに服が剥がれ出血しだした
上半身を狙っていたが、最後の止めとして足を払い首筋に木刀の先を当てた
「勝者 ミーシェルミツキ・モントヴェルト」
父さんの終了合図でクアラにポーションを飲ませキズあとを治させた
仰向けに倒れていたクアラが
「お嬢、そんな技いつの間に修得したんですか?
「もとからよ。それにねこれを使わせた貴方は、誇って良いわ。この技手加減が出来ないときに使うものだから」
「はぁ、でもまた負けちまったな~次こそ勝てるように宰相殿に訓練を頼まないとな」
ミーシェはひきつり笑顔で
「……貴方の健闘を祈っているわ。お父様に訓練を頼むと三途の川が見えるから気を付けるのよ」
クアラはひきつりながら
「………やっぱその話本当なんだな?宰相殿に訓練をされた人は皆例外なしに『三途の川が見えた』『亡くなった祖母に会った』『閻魔様に強制送還された』とか言ってたか」
ミーシェは、なんとも言えない複雑な思いで
「………それは、本当よ。『死ぬかと思った』じゃなくて本当に『一瞬死んで』戻ってくるのよ」
「だからお嬢はそんなに強いのか?」
「鍛練を怠らなければ、どんどん高みへ上れるわ」
ミーシェは、クアラを起こしてから父さんに休憩する事を伝え個室で睡眠をとる事にした。
その間に兄さんの試合が行われた




