罠?
家に帰ると門の前にお母様と私の侍女であるマヤその他使用人達が総出で出迎えていた。
「ミーシェ!?無事だったのね。怪我はない?何処か痛いところとかない?」
お母様に身体中確認をされながら
「お母様、掠り傷一つもついてませんよ。
皆さんご心配お掛けしました。私はこの通り元気にしてますので安心してくださいね。」
「!!ミーシェお嬢様。お帰りなさいませ。ご無事で何よりです」
と侍女のマヤが私に抱きついてきた
「マヤ お帰りそして リリー も心配かけてごめんなさい。そしてチャーリーもいろいろとありがとう。」
「いいえ。ミーシェお嬢様が無事ならそれだけで私は幸せです。」
「はぁ~次は俺を巻き込むなよ!」
「お嬢様に向かって何て言ういい方をしているのですか!?そもそも、今回貴方だけがお嬢様の居場所を知っていたのにどうして私にだけでも教えてくれなかったのですか!?」
「お前に教える必要がなかったからな」
「まあ!!小さい頃からお嬢様の子育てを奥様と一緒にやってた私に報告するのが常識だと思いますが!」
マヤとチャーリーとの言い争いが始まった。
「二人とも口論は家のなかでやってちょうだい。」
「分かりました。ミーシェお嬢様。」
「口論じゃねぇ!」
マヤがチャーリーの耳を引っ張って屋敷に入った。後に続き お母様・お父様・私・リリー と続いた。
そして部屋につくなりリリーが紅茶を出してくれたのでそれを飲みながら
「リリー。私が留守の間変わりはなかったかしら?」
「は はい!報告いたします。お嬢様がおられない間は、領主樣も奥方樣もヴライアン樣もピリピリした様子でお嬢様のご心配をされていました。」
「そう。他には何かあるかしら?」
「そうですね……。」
と少し考えてから
「あっ!王子殿下が来られてました」
やっぱり来てたのね
「何ておっしゃってたかしら?」
「確か『今日から約2週間28日の日に同盟国の王族が来る舞踏会があります。その時私の婚約者として、出席していただきたい。』とのことです。」
うわ~そう言えば、分かれ道があったきが……。
「ありがとうリリー。私は疲れたから少し寝るわ。」
「分かりました。お食事の時間に成りましたらお起しさせてもらいますね。」
「えぇ。お願いねリリー。」
「畏まりました。お嬢様」
リリーが部屋を出ていったあと一寝入りしずに窓から外へ飛び下りた。
さぁ~てと誰があんなことを仕込んだのかな?そう簡単に魔物達が大量発生して、村を襲うなんてこと野生だったら不可能なんだけど……。そう考えると仕組んだ者が居るはずだよね。こんなイベント無かったはずなんだけど……。私が物語通りに動いていないからそのぶんの修正が入ったのかな?兎に角もう一度あ野村に戻って、少しでも手がかりを見つけないとね。リリーが私の部屋に入ってくる前に戻らないと。
町を駆け抜け先程来た森の入り口についた。もしものために気配を殺しながら同じ様に通っていくと村に所々陣がうっすらと浮き上がっていた。
一つめは 森を抜けた辺り。
兵達にお守りと言う名の結界を張ったところ
二つ目は 私が兵を助けた辺り
三つ目は その時に私が立ってた辺り
四つ目は お兄様を守るために魔力を流したときに私が立ってた辺り
五つ目は お兄様が立ってただろうと言う場所
六つ目は お父様達を助けたところ付近
丁度その陣があるところを繋げると六角形になっていた。
これは…………。私がはめられたと言うこと?全て光魔法を組み合わせていたからかな?でも、どうやって光魔法を使えることを知ったのかな?それに私が来るか来ないか何て誰にも分からなかったはずだし。……………ただの私の思いすごしかな?そうだと良いんだけどとても胸騒ぎがするんだけど。まぁ、用心することに越したことはないね。
時間がだいぶたっているのに気づき急いで、自室に戻り寝たふりをしてリリーが来るのを待った。




