封印
ミサキのこともそうだ→ミツキのこともそうだ
ミサキ?もう大丈夫かい?→ミーシェ?もう大丈夫かい?
上記のように改正しました
私の回りには、ここへ来る前に会っていた 大天使 3人の 〈ガブリエル・ラファエル・ウリエル〉 そして私と会話をしていた声の主神界トップの 〈ミカエル〉が私を中心とするように空から降臨した。
可笑しいな……ミカエルは兎も角残りの3人はさっきこちらの世界に来てた筈なんだけどな?まぁいっかよっぽど派手に登場したかったんだろうからね。
アルラクーン先生……もう馬鹿でいいや。
馬鹿がこの光景を見て慌て出した。
「っな!?なぜお前ごときが至高神で在られる大4神様をお呼びできるのだ!しかも普通の小娘ごときが何故光魔法を使えるのだ!?使えるとしてもこの呪文は知るはずがない!」
「なぜ彼らを呼べたかって?それは彼らとはちょっとした知り合いだからね。それと『普通の小娘ごときが光魔法を使えるか・知っているか?』と言う問い掛けは私がごくごく稀な光魔法を有する魔法師だからです。何故あの呪文を知っているかと言う問いの答えは、彼等に教えて貰っていたからよ。貴方の問には答えたわ。今すぐにその悪魔召喚の義を取り止めなさい。さすれば、貴方が闇に呑まれる事から護ることは可能です。さぁ!早く解除しなさい。(彼らが来る前に)」
馬鹿はグダグダし闇の扉を開きっぱなしにしているせいで雑魚がうようよ湧き出てきた。私は光魔法で出てきた低級悪魔を消滅させながら、闇の扉を強制的に閉めることにした。
「みんな力を貸して。」
『いいよ~ミツキちゃんのお願いだからね~~』
『初めからそのつもりだ。』
『僕達はもとから貴方に力を貸すつもりでしたから。』
『私もそのつもりよ』
なんだろな~みんなキャラが濃くなって来てる気がするんだけどな?まぁ 今はどうでも良いことか。
「ありがとう。じゃあ作戦通りお願いしますね。」
『任せてね~』『おう!』『はい』『もちろんよ』
と始めに作戦を伝えていたので彼らは自分の持ち場へ向かった。
さてと10秒後にスタートだから私も準備しないとね。
「おいで ライ!」
と言うと私が着けていたネックレスからライこと雷獣 が姿を見せた。そしてくるりと私の周りを回り左側で馬鹿を睨んでいた。
「ライ、しばらくの間私を守ってね?」
と言いながら頭を撫でるとライは頷いてから私に寄り添いまるで 任せろと言ってるように輝きを増した。
私は立ち上り呪文を唱え始めた。
〈神々よ我力を使い 闇の扉を閉ざせたもう 闇が光の領を越すのなら 我が身をもって 闇を祓いたまう さぁ 我が呼びし神々よ 我声に答えたもう 我再びかしこみかしこみ申す〉
私から一番遠く斜め右前辺りから光の柱が浮かび上がったそして
《我は4大神のうちの一人ウリエル光と炎を司る 我彼の者の願いを聞き入れる
闇と光がさ迷いて 光の領域 荒らすもの 我からの雷 今落とさん》
次は私の近くで左斜め前当たりで
《我 同じく4大神の一人 ラファエル 守護神を見張る者 我彼の者の願い 聞き承けたり この世の秩序 乱すもの 黒き羽を 羽ばたかす者 闇に落ちし者 光の鉄槌を受けよ》
4つ目は私の右斜め前から光の柱が浮かび上がり
《我 ガブリエル 4大神の2柱 我が身からを持ち手闇を殲滅せん 彼の者の願い聞き受け光を持たせよ 小さき力に 我力を与えたまえ》
最後に一番遠い左斜め奥から今までよりも強い光の柱が点に向かって光だした。
《我は 4大神 神界の長 我は彼の者の願い聞き承けたり 各柱を繋ぎて 闇の扉を閉ざされよ 悪鬼羅刹 地に踏み入ることなかれ》
〈《《《《我から 揃いたもうとき 光の五方星 闇を殲滅せん時 穢れし 生は光雨により 浄化されよ エトワール・インベル》》》〉
もろ中心にいた馬鹿は苦痛・悲鳴でその場で倒れこみ遠目で見えていた悪魔召喚の陣も暗黒の渦である入り口も閉ざされ、侵入していた低級悪魔もライとこの光の雨で消滅していた。
次第に光の柱が薄れ消えていった。
それを見届けて私はライの元へ行こうとしたが倒れこんでしまった。私が地面に激突する前に力強く懐かしい香りがした。
私はその人物に笑みを見せてから意識が暗闇の世界へと落ちていった。
あれから何時間寝てただろうか?
気がつくと家の私の部屋のベッドに寝かされていた。
時計を見るとあれからそんなにたっていなかった。私は、怠い体に鞭をうち寝室から出ようとするともう1つの私の部屋から声が聞こえた。私はこっそり扉を少し開けその異様な光景を目の当たりにした。
お兄様がソファーに座り腕を組んでいる
絨毯に正座をしている4大神。
カオスだ!いったいどうしてこう言う状態になった?
「だからお前は、バカなんだよ!ミツキのこともそうだ!もう少し後先を考えろ!お前たちもそうだ。ラファエル。」
「はい。」
「こいつらを見張るのがお前の仕事だろう。それをこいつらと同じように行動して、何故止めなかった。あのまま もし力を使い果たしたらどうなるか知っているだろう!?」
「はい。しかし彼女は魔力を使い果たすことは……」
「使い果たすことはなくても、身体への負担を考えろ!」
「申し訳ございません。」
いつもチャライミカエルも大人しく正座しふざける事もなくひたすらお兄様に怒られていた。
あまりにも可哀想だったので、カーディガンを羽織りお兄様達がいる部屋に入ると、一斉に視線が私に向いた。
お兄様は心配そうな表情を浮かべ、4大神達はホッとした顔をしていた。
「お兄様?一体この状況はなんですか?」
お兄様はいつもの甘いマスクをかぶり
「ミーシェ?もう大丈夫かい?しんどくない?あぁ~そんなところに立ってないで、こっちに来て座って。僕が運んだ方がいいよね。」
と言って私を横抱きにしてソファーに座らせた。
そしてお兄様はミカエルに視線を向けたかと思うと直ぐにいつもの調子で
「本当に可愛い僕の妹だよ!目に入れても痛くないほど可愛いよ❗」
なんて言い出した。スリスリしてくるお兄様に
「これ以上彼等を叱るのは止めてくれるよねお兄様?あれは私が彼等4大神に無理を承知で行ったものよ。云わば彼らの弱味に漬け込み脅したのと同然よ。それでもお兄様は、彼らをまだ叱ったりするとおっしゃるのなら私はお兄様が改めるまで雲隠れ致しますわ。」




