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光 VS闇

リュディーガさんとブローチを交換したあと私はお兄様がいる学園へ戻った。


もちろんここへ来るときに使った魔方陣を使ったけどね。何で自分の魔法を使わないのかって……?だって~せっかく魔力が少なくて済むのに、わざわざ移動魔法誰が好き好んで疲れることをすると思う?誰もしないわね。って言うことでトレヴァー先生達には内緒で使っちゃった。


そうして、行きしなと同じ屋上の陣に無事到着した。


ふぅ~やっぱりこっちの方が楽だよね。これからは、私も陣を使おうかな………なんちゃってね。テヘ(〃⌒ー⌒〃)ゞあっ!屋上って言っても体育館?きてな場所の屋上だけどね。

『…………あんなやつ亡びてしまえ!

《我闇を求むもの 暗き扉を今解き放つ______』


下の方から何かしらの呪文が聞こえてきた。


「!?嘘でしょう‼まさか、これって悪魔召喚の呪文じゃない!今時使う人がいるなってね~。って、感心している場合じゃなかった!さっさと止めないと!!」


私は慌てて術者を探しだした。

術者は丁度体育館(私のいる建物)の裏側にある森の中で、唯一光が差し込む開け放たれた場所。そこには上からでは、見にくいけど何かの陣が丁寧にかかれていた。顔はあまり見えないけど、声だけは魔法のお陰でよく聞こえていた。


あの声は……今朝の腹立たしい一件の当事者である確か、カラブ・アルラクーン先生とか言うろくでもなし人間の声だよね?怒りを通り越して呆れて物が言えないわ。今度は、悪魔召喚の儀式を行うなんて本当に脳みそ腐ってるんじゃない。それに呼び出したとしても対価は、どうする気なんだろうね? あっ!これは珍しく漫画化されてたからその時に知った話だからね!?けして私が前世でオカルト大好きオタクだった訳じゃないからね!だから冷たい目で見ないでよね!


『なに一人で、説明したり言い訳し始めてるの~?ボクを呼んでくれたら良いだけなのにな~。それで全てが上手くまとまると思うんだけどな~~。ミツキちゃんにとって、そんなにボク信用ないかな~~』


と 突然頭のなかで声が響いた


『…………役立たず』

『訳にはたってるよ!一人で百面相している間に時は止めたからね!だからそんなに冷たくしなくても~~~~』

『……はぁー役に立つときもあったんだね。ミカエル、そのまま私が良いって言うまで彼の時を止めててよ!動かしたらその綺麗な体に一生残る痣をつけてあげる。』

『ヒィッ!わ 分かりました。け けして う 動かしません。』

『…ふん~じゃあよろしくね。』

『………はい』


チャラ男神との話し合い?を終わらせせっかく時を止めて貰っているのだから、ろくでなし( アルラクーン先生)が召喚する陰の悪魔より強い陽の者を喚ぶ陣を描きあげることにした。


《我ここに陽を司る煌々神々・天使を召喚する。我この陰と陽が交わるこの現し世に現れし悪鬼羅刹を払うのもなり 力を欲する者なり この世と天空の狭間にある門よ我願いに答え今開かん__》


と 誰でも良いのでカラブ先生が召喚する悪魔に勝てるのを指定せずに呪文を唱えたのが悪かったのか、私の目の前には本日2度目となる神々がいた。


『こんな義をしなくても名を呼んだら来ると言ったが、何故呼ばなかった?』

「……ただ、君たちはトップの神様だから忙しいと思ってね。不要な心遣いだったかな?ガブリエル」

『ふん!お前の所に行くだけに、そんなに時間も労力もかからない。好きなときに遠所なく呼べばいい。』

「分かった。その代わり無茶はしないこと!それが条件ね。」

『分かった』

『ミツキさん。それで召喚の義を行った理由を教えてください。』

「そうだった。ありがとうラファエル。呼んだ理由は、どっかのお馬鹿さんが悪魔召喚の義を始めたからそれに対抗できるように神か天使を呼び出そうとしたわけ。」

『そうだったのですね。状況は分かりました。ラファエル貴方は、森に結界を。』

『分かったよ ウリエル。それで他に僕たちは、どうすればいいですかミツキさん。』

「そうね~儀式事態は失敗に終わらせるけど……もしも、何処かにに異変が起こればそれを対処してください。」

『俺らは、それだけでいいのか?』

「今のところは、それだけで良いよ。」

『任せろ。』

『では、先に移動してます。』

『じゃあミツキさん。私もラファエルの手伝いに行ってきます。』

「3人ともありがとう。よろしくね。」


自分達の持ち場へ行った3人を見送り、一人嘆いてる声に目的地に向かいながら話しかけた。


「どうかしたミカエル?」

『うぅ~なんでボクだけおいてけぼりなんだよ~。この忌ま忌ましい規則破ってしまおうかな?そうしたら今すぐにでもミツキちゃんのもとに行けるのにな!』

「?なんの規則?」

『こっちで人間界側に干渉している場合その術者_今回で言うボクね__がそっちに行けないように規則付けられていて、掟に逆らえば力を取られえいえんに牢屋の中。』

「神界って容赦ないんだね。」

『これでも緩くなった方だよ‼ほんの5000年前なんて、堕天させられて悪魔に喰われるんだからそれに比べたらましな方だよ。』

「……………ついたからもう良いよ。」

『ボクも急いで向かうね~~』


来なくていい!と思いながらも、動き始めた世界にアルラクーン先生の声が再び響き始めた。


《黒き存在 闇夜を支配するもの 赤き血肉に染まりし者よ __〈我孤高なる者との契約により義を消滅させるもの 我願いに答えたまへ〉》


アルラクーン先生の呪文に被た。彼は、自然魔法を使い私の妨害をしながら義を成功させようとしてきた。私も自然魔法を使いお互いを包むかのように竜巻がうねっていた。その中で私とアルラクーン先生は休むことなく呪文を唱え続けた。


〈我を守護する神 ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル 4人の至高神よ我願いを受け叶えたまへ。〉


《今宵は死の晩餐なり。死力を使い願人を滅しよ 地獄の扉は開かれたり!さぁ我もとに集まり集え 悪鬼羅刹!》


同時に唱え終わり辺りは2層に分かれていた。

アルラクーン先生のいる方は雨が降りだしそうななんとも言えない憂鬱な空模様で、雷が鳴り響いている。

一方私の方は、空から暖かく優しい光が辺りを照らし光が闇から守るように真っ二つに分かれている。まるで光と闇が対決しているかのように。

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