TRPG『永い後日談 ネクロニカ』総評
ちょいと息抜き。
執筆時リアルで疲れたので、ちょいと脱線。
普通に正気を疑われるのが、TRPGな部分ありますが、一番とかつけるなら、文句なしにこのゲーム。
プレイしてると普通に『アタマ、全部吹き飛んだ』とか、『ゴメン、右手以外取られた』とか飛び交う&NC(他ゲームのGM)の底意地の悪さが売りでしょう。
一応、珍しく大手以外&純国産の非ファンタジーゲームです。
多分、SFです。
同人作品系ながら、ISBMがあるので普通に売ってます。
舞台背景としては、遙か未来に、徴兵するより死体利用してゾンビ戦わせりゃ良くね?で滅んだ世界の後日談。
死体をゾンビ化する術を持った存在がネクロマンサーであり、ラスボス兼GMなわけです。
魔術的ゾンビでなくて、スライムで動かすSF系バイオゾンビです。
かつ、公式百合推奨。
かつ、ロリ推奨。
少女で、1d6+7とか普通に可能なのです。
グロ系&スプラッタですけど、キャラ作成してあれば、三本ぐらいの短期キャンペーンなら終わらせられるんじゃね?という手軽さ。
ただし、プレイヤーとしては、です。
PCゲーム系で言うならバグだらけで、エラッタが間に合ってない状況なのです。
NCやるのは、かなり、死にたくなる展開。
某七砦初期よりもマシではあるんでしょうけど。
基本で最強ボスのゾンビ・クィーンたんは、むっちゃ可愛いけど。
受けの方の意味で。
一応、ルールブックとサプリが三冊、リプレイ二冊です。
全体的に割高で、そろえると諭吉さんとさよならします。
リプレイの方は、そのアイディアにはなるほど思うのです。
ただし、ちょいと全年齢向けか?と問われると、NTRと近親なあはんが苦手なら、読むな、年か言いようありません。
百合?レズ?そんなのは、ネクロニカ読むなら、自己都合です。
だけど、中身おっさんが女子らしくきゃっきゃうふふしてるのは、見てて楽しいものです。
そして、ルールブック見ながら、リプレイ見てると一巻はともかく、二巻は殺意が滲み出るどころか、あふれ出る殺意。
ルール上、全損か全絆が発狂(某ゲームで言うならロイスが全て昇華するようなノリ)すると死亡なんだけども。
レクシィヤバかったの、真面目にやばかったの。
公表されているパーツ数からすると、良く生き残れたなぁと。
アンリのアドリブ無かったらまずい気がしましたし。
なんにせよ、ゾンビに耐性があるなら、オススメです。