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ゴブリン狩り

第9話


「ここら辺か、ゴブリンが出現してるって所は」


俺は正式にクエストを受け、ゴブリン出没している森周辺まで来ていた。


何でもゴブリンは一匹一匹は弱いがいつも集団で行動し、旅人などを襲うらしいのでかなり迷惑らしい。

その割にクエストランクが下なのはやはり集団でいても手練れの冒険者なら問題ないらしい。


「しかし、あの後の神技の言い訳は大変だったな……何とかマスターが使った肉体強化魔法で押し通したけど、もう二度と人前では使えないな」


功がマスターを倒した魔法は何なのか、それをずっと問い詰められ続け何とかクエストに行くと言って抜け出したのだが


「この『草薙ノ剣』がまさか自分を強化する類のものとは思わなかったなぁ……」


そう言って功は草薙ノ剣の項目をタップする


【神技】火愚即血、草薙ノ剣


草薙ノ(くさなぎのつるぎ)


神々の霊力がこもった剣

使用者のステータスは爆発的にアップする

ゴースト系のモンスターに大ダメージ

剣に神力を集め切れ味をアップさせることも可能


「この爆発的にアップがとんでもないんだよなぁ」


功は右手に草薙ノ剣を出し、自分のステータスを確認する


コウ・アラガミ Level1


H3500/3500

A4689

B3528

S5891

MP2580

SP5/5

神力/無限


【魔法属性】光、闇、火、風、水、土、雷


【装備】魔導師のコート、メタルソード


【使用可能魔法】なし


【スキル】異世界人、隠蔽、神の加護


【神技】火愚即血、草薙ノ剣


……レベル1でこれ……もっとレベルが上がったらどうなるのか恐ろしい…………


「でもまあ、マスターに使ったのご草薙ノ剣で良かったのは不幸中の幸いだな、火愚即血を使ってたらやばかったな」


そんなことしたら今頃自分は殺人で牢屋かもしれない


「お、いたいたアレがゴブリンか」


身長は子供位で全身緑色の肌、皮の服を着ていて棍棒を手にしている


「たしかゴブリン討伐の証拠はあの頭に付いてる角をとればいいんだっけか」


ゴブリンに限らず討伐系のクエストでは必ず、討伐対象のモンスターを狩ったという証拠のため、指定された身体のどこかを持ち帰るという規則がある。


「よし……やるか…………」


右手に力を込め、草薙ノ剣に神力を注ぐこれで切れ味アップだ


ゴブリン達はこちらにきずいてない、ならば先手必勝足に力をいれ思い切り踏み込む、あっという間にゴブリン達の背後だ


「ギ……?」


流石にきずいたゴブリンがこちらに振り向く、その瞬間にゴブリンの首を剣で跳ね飛ばす


「うおっ、すげえ切れるな」


そして直ぐさま別のゴブリンにターゲットをかえまたも首を落とす、こっちのスピードが速すぎてゴブリン達は何が起きてるのか分からない状態だ


「6……7……8……9……まだまだいるな」


踊る様に首を狩っていく功だが、なにぶん数が多いそこで左手に力を込める


火愚即血(カグツチ)!」


左手から炎が立ち上がる


「イメージは……鎖!」


立ち上っている炎が鎖の形に変化しゴブリン達に巻きつく


「ギギッ⁉︎」


ゴブリン達が驚く、何故なら炎に包まれながら燃えてないのだ


「燃やしたら証拠の角が無くなるからな、これで縛り付けて……斬る!」


さらにスピードを上げ角のみを切り落としてく、角を切ったゴブリンは燃やしてくいく


「ギャアァァァァァ‼︎」


ゴブリンが叫び声をあげる


「……モンスターとはいえ、人型を殺すのは気分よくないな……」


至るところで血しぶきをあげるゴブリンだが、その血を燃やしてさらに燃え続ける火愚即血


「よしっ、角は全て切り落とした、あとは残った奴らをまとめて燃やすだけか」


ゴブリンを燃やすターゲットにし、炎の鎖が舞い上がりあちこちにいるゴブリン達に巻きつき燃やしていく


「よし、こんなところか……ゴブリン狩り終了」


角を拾い終えるころにはゴブリン達は跡かとも無くなっていた





ギルドに戻りクエストを終えたと受付に報告する


「ゴブリンを全て狩った」


ミュウに角が入った袋をわたす


「では確認しますので、しばらくおまちを」


袋を開けて角を数えるミュウ


「はい、大丈夫です。クエスト完了でございます、報酬の15000エネです。」


ミュウが金貨1枚と銀貨5枚をわたしてくる

因みに金貨=10000円、銀貨=1000円、銅貨=100円

である


「どうも」


受け取る功


「本当にこんな短時間で終わらせるなんて、凄いですね」


ミュウが笑顔で言ってくる


「まあ、あんだけでかい口たたいたからな」


「ふふっ、それもそうですね」


「あっそうだミュウ、ここら辺で宿ってない?」


そう、この国にしばらくいるとなっては早急に寝床を確保しなければならない


「そうですね、中央区のダリン宿はおすすめですよ、店主もいい人ですし。」


「中央区か、ありがとう行ってみるよ」


中央区か、いってみたかったし丁度いい


「ええ、私の名前を出せばおそらく直ぐに泊めてくれると思いますよ」


ん?どうゆうことだろう?


「おお……それは頼もしいな、それじゃあまた」


受付を後にする


「また明日もまってますよー!」


「ああ」


ギルドの扉をあける、中央区へいくか。








ステータスの表記一部変更しました

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