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"犬"を拾いました  作者: しおん
名前を付けねばなりません
12/42


その愛想のなさがシロらしくて、ちゃんとシロ(・・)が帰ってきたんだと実感できた。


消えてなくなってしまう。

そんな焦燥にかられていたというのに、そんな一言でなぜか落ち着きを取り戻してしまってる私は、なんて単純なのだろう。


「おかえり」


心なしか声が弾んでしまったような気がする。

いつもならもっと元気に言いなさいって怒ってるはずなんだけどな……今日はもうどうでもいいや。


仕事のミスも気にしない気にしない。次に同じミスをしなければいいのだから。最初から完璧な人間なんてどこにもいない。いないんだ。


まずは今作ってるカレーを食べて、ゆったりとお風呂に浸かって、ぐっすりと眠ろう。


そうしたら明日がやって来る。

今日とは違う、明日が。



少し短くなってしまいました……

読んでくださりありがとうございます。

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