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銀髪の女神様は優柔不断  作者: 小雪
第三章 魔族の進行!
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セレスのんびりします!

庭で朝からナツとミアが訓練中。


「ニャ ニャ ニャ!」

ミアの槍がナツの動きを牽制する。

ナツの剣も刀身は長いが槍に比べれば短い。

「ぐっ!」

ミアの速い突きがナツを追いこんでいる。


数分そんな攻防が続くがナツは下がらない。

ミアの攻撃は速く鋭いがナツの防御を突破するほどではない。

ナツが間合いを詰め、ミアが下がりながら間合いを空ける。


結局勝負はつかず終了。

「お疲れ様ナツ、ミアも。」

私は二人にタオルを渡した。

「ありがとうなのお姉様!」

「サンキューセレス!」


二人は汗を拭きながら水をがぶ飲みしてる。

「お姉様は体は平気なのですか?」

「うん普通にしてる分には問題ないよ。」

「早く元に戻るといいんだけどな、こればっかりは時間を掛けて治さねえとな。」

「うん。」

私も早く治して剣術とか魔術の修行がしたいな。


「そろそろ街に行ってもいいかな?」

「う~ん難しいな、まだ魔族進行から落ち着いてないしな。」

「お姉様が出て行ったら大騒ぎになるニャ。」

私が女神様ね、そんな大層な物じゃないと思うけどな。

その後部屋に戻りベッドの上でゴロゴロ・・・暇。


いつの間にか寝てしまったみたい起きると隣にミアが寝てる。

普段のミアも可愛いけど寝てるミアはもっと可愛いな。

「ミーアー♪」

私はミアの頭を撫で撫でして抱きしめる。

「おね…さま…。」

しばらく撫でて触って堪能、気分もリフレッシュした!


夕方一階で夕飯の準備。

メリッサが手伝ってくれるので騎士団について訊いてみる事にした。

「ねえメリッサ、その後騎士団はどう?」

「特に変わりはありませんね、逃げた魔族の掃討と街の復旧作業も順調ですし。」

「私に会いたいって貴族の人はどうなった?」

「相変わらず面会の申請はあるようですが当面は大丈夫でしょう。」

当面か、今後どうしようかな。

私の不安が伝わったのかメリッサが優しく微笑む。

「今は体を休める事を優先してください、その後の事はゆっくり考えればよいのです。」

「ありがとメリッサ。」



その後数日は軽い運動をして休み、後は家の中でゴロゴロして過ごす。

暇だけど騎士団の人にも皆にも気を使わせてる以上我が儘な事はできないし・・・暇。

退屈なので部屋で魔術の詠唱を復習、実際に使いたいが体を休めるのが優先なので今は我慢と。


そんな私を見兼ねたメリッサが街に連れて行ってくれるとの事。

ただし顔を見られると不味いのでローブを被って行く。


「まだ時間が掛かりそうだね。」

私は城門をみてそう呟いた

「そうですね、最低でも数週間は掛かるでしょう。」

復旧中の城門を見ながら団長さんに会いに行く。


「これはセレス様、態々お越しいただいて。」

「いえ騎士団にはご迷惑を掛けていますから挨拶にと。」

「迷惑などセレス様のおかげでこの程度の被害で済んだのです。」

私は居た堪れない気持ちになる、多くの騎士の人が死んだのだから。

「セレス様は笑ってください、そうすれば死んだ騎士達も喜ぶでしょう。」

その後も団長さんと話をして貴族達の事も含めてまた後日ゆっくりと話し合う事になった。



街の方はたいした被害もなく以前の賑わいが戻っている。

「避難していた人達も帰ってきたんですね。」

「はい、避難の時には騎士が護衛していましたので特に大きな被害もなく。」

私達はその後も街中を巡り最後に魔術ギルドに行く。


「そういえばあの時の魔術師の人達は大丈夫だったのですか?」

「…皆魔力を使いすぎ、療養中です。」

「そうですか。」

「ですがご安心を、皆安静に寝ていれば時期に魔力も戻り元の生活に戻れるとの事です。」

その言葉で私は少し安堵した。

「早く治るといいですね。」

「他人の事よりセレス様御自身の体も労わってくださいね。」

そうだね私も早く治さないとね!


ギルドの中は以前より少し人が少なかったが概ね以前と変わらない。

「ミナツキさん!」

「おお!セレス君よく来たね。」

以前お見舞いにきて貰ってから会うのは久しぶりだ。

「あれからも修復を続けてまた少し読めるようになったよ。」

「ほんとですか!」

こうしてミナツキさんの手伝いをしていると前の生活に戻ったみたいだ。

暫く手伝いをしながら雑談して今日は家に帰る事にした。


「今日はありがとねメリッサ。」

「いえ、セレス様の気分が晴れたのなら私も嬉しいですから。」

私達が家に帰るまでの道中、噂話が彼方此方で聞こえる。


「女神様が魔術を放ち魔族の群れを一瞬で全滅させたんだとよ。」

「俺は女神様が魔族共を剣で斬りまくったと聞いたぞ。」

「いや魔族のボスを一撃で倒したって話だ。」

「とにかく女神様は強くて美しい!」

「・・・・・結婚したい。」


最後のは兎も角、ここまで噂になるなんてね。

騎士団の人や冒険者、他にも多くの人が残って戦ったから今回皆を守れたのであって私の手柄って訳ではけいんだけどね。

それに女神って、なんだか背中が痒くなるよ。


家に帰り皆と食事をする。

「にしてもセレスが女神様とはな。」

ナツが笑い茶化してくる。

「別に好きでなってる訳じゃないよ!」

その後も私とナツは言い合いを続けた。



「ねぇ、メリッサなんで私の部屋まで付いてくるんですか?」

「今日はセレス様に付きっきりでお手伝いをしたのですからご褒美をと……」

「ご褒美……」

私が後ずさるとメリッサ血走った眼で襲い掛かってきた!


「さぁセレス様今日は楽しみましょう♪」

「いや、今日は歩きまわって疲れたかなって。」

にじり寄って来たメリッサに組み敷かれる。

「メ、メリッサ……」

「セレス様!!!」

その後は野獣と化したメリッサに隅から隅まで蹂躙された。


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