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夏 左頁

もう夏も終わりなので、久しぶりにこの手記を開いてみた。

大陸を移ってからは仕事の忙しさが段違いで、本当に大変だ。ご主人様も、いつも疲れてる。この間なんて、私が肩を揉んであげてる途中に寝ちゃったんだから。

でも、私はやっぱり、そんな状況が嬉しい。忙しいから、ご主人様も私に幾つかの仕事を任せてくれる。私が頑張って上手くやると、ご主人様は本当に嬉しそうに笑う。私は、それが嬉しくてたまらない。

ご主人様は、お店が安定したら、人を増やそうかと言っている。私はそれを聞いて、最初はちょっと残念に思ったけど、ご主人様は、そうしたらお休みがとれるようになるし、お休みが出来たら、一緒に遊びに行きたいところがあるって言っている。温泉、っていうところらしい。この大陸には、あたたかいお湯が岩から噴き出すところがあるんだって。そのお湯は身体によくて、お風呂として楽しむ人もいるんだって。

それだけならふーんだけど、凄いのは、その温泉、男の人と女の人が一緒に入るらしいってこと!

つまり、ご主人様が温泉に遊びに行くって言ったのは、私と一緒にお風呂に入りたいってこと!?

想像すると、頭が真っ白になっちゃう。私の裸、ご主人様は見たいのかな。もしご主人様が見たいっていうなら、恥ずかしいけど、見せてあげたいと思う。それであんなことやこんなこと……

あぁもう、なんか恥ずかしいから今回はここまで!

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