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仁義なき地政学〜暴対課も国連も役に立たねぇ!盃とチャカと代紋で世界を回す、極道式バイオレンス・ジオポリティクス戦記〜

作者:叡愛禅師
かつて四拾五代目亜米利加組の代紋を背負い、金色の獅子の彫り物と豪胆な啖呵でカタギも極道も魅了した男──鳴門 虎靖。

だが四年前の民主主義神社の縁日、大統領選祭で、亜米利加組の二次団体・民主組の梅傳 条八郎に敗れた後、掟破りの抵抗をして破門・引退に追い込まれた。
左手小指を欠いたその手は、栄光と失墜の両方を刻んでいる。

時は流れ、梅傳の衰えと、鳴門の出身母体である亜米利加組の二次団体・共和組の後継不在が鳴門を呼び戻す。
破門を解かれた鳴門は再び祭に挑み、接戦の末に勝利──四拾七代目亜米利加組組長の座を奪還する。

組長に返り咲いた鳴門。
しかしその時、世界列島の裏社会は、博徒系を前身とするランドパワー系任侠組織と、的屋系を前身とするシーパワー系任侠組織の抗争構造に揺れていた。

激化の一途を辿る、ランドパワー系の雄である露西亜組と、対立する宇克羅組との血で血を洗う抗争。
シーパワー系の雄、亜米利加組とその盃兄弟、欧州連合は、宇克羅組を支援していた。

しかし鳴門は「盃も交わしていない組の喧嘩にゼニは出さん」と、梅傳時代の無条件支援に疑問を抱く。
その姿勢は瞬く間に噂となり、任侠世界を揺らし、裏社会の勢力図を塗り替えてゆく。

飛び交う罵声。交わされ、そしてまた汚される盃。平然と執行される暴力。
グローバルヤクザの利害がぶつかり合う国際社会を地政学と任侠道で読み解く、バイオレンスジオポリティックス任侠譚。

※本作は架空の国、世界列島を舞台にした任侠フィクションです。
登場する暴力団や暴力団員は、実在の国家や政治家とは関係があってたまるか。
※本作は道徳や善悪の視点から特定の暴力団組織の正義や悪を裁くものではなく、地政学の視点で暴力団組織間の構造的な立ち位置を俯瞰し、その行動力学を追う物語です。
筆者には特定の推し暴力団もなければ、特定の暴力団のアンチでもありません。
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