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世界案内人は地獄の地図を広げる

作者:Feste
この世界に“神”などいなかった。
いたのは、神を真似た異形ども。肉塊と欲望でできた泥人形。
英雄の墓所も、聖域も、楽園も、すべては遺された死体の上に建っている。

そんな地獄の旅をするのが、職業【案内人】の男。
名をヨハネス・グラウ、地図の読み書き、棺桶の運搬、魔獣の腑分け、すべて一人でやる。
異形に喰われた世界を「記録」する唯一の生き残り。
彼の持つ一冊の古地図は、“死んだはずの世界の設計図”――。

「ようこそ、旅の始まりにして終わり。案内しよう、地獄のど真ん中へ」
銃と剣と古代の呪いを携え、世界を歩く“最後の人間”がいた。

そして今日もまた、彼は化け物どもに語りかける。
「てめぇの出番はここで終いだ、神の代用品」
「俺の地図にゃお前の居場所はねぇ。だから消えてくれ、物理的にな」

血塗られた旅路の果てで、彼が見るのは“再構築された地獄”か、“人間の救済”か。
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