中学生。ご報告。
最近、ゲームをしていない。画面は見るが、YouTubeばかり見る事が癖になって、ゲームをしていなかった。
久しぶりにゲームを開く。あ、やべ。バージョンアップしてないじゃん。地味に時間かかるんだよな。めんどくさ。
まあ、かと言って古いバージョンではやりにくいので、さすがに更新はしておく。サーバーに入ったけれど、フレンドはいない。また一人か。そう思ってゲームを初めてから1時間弱経った頃。
【karuがオンラインになりました】
通知が来た。一気にワクワクする。また、楽しくゲームできる。そう思った。久々に会ってみたけれど、ゲーム内なので、外見に変化はない。多少は変わっているが。
久しぶりと挨拶を交わしてカルが一番ハマっているというゲームをやった。簡単に言うと、人狼ゲームみたいなものだ。久々のフレンドとのゲームはやっぱり楽しい。心からそう思った。
【PVP上手くなったね。】
【まあね。練習したから。】
久々にPVPをやって、自分の腕が落ちていることに気づく。ああ、もうあの頃じゃないんだな。
一昨年まであんなに弱かったカルを見て、何回もやってきたんだろうなって思った。
自分が曖昧な返事をしたせいか、本当にやりまくっていたみたいだ。
色々なゲームで、かくれんぼをしている時、突然カルがこう言ってきた。
【そういえばさ、俺YouTuber始めたんだよね】
この一言で目が見開いた。行動力がすごいなと思った。自分は、まだ準備すら始めていないというのに。本気でやりたい人ってすごいなと改めて感じた。
【すげぇ!活動名何?今からチャンネル登録する!】
【〇〇っていうチャンネル名だよ】
ネットってすごい。検索したらすぐに出てくるんだもの。自分がチャンネル登録をしたときのチャンネル登録者数は4から6人だったような気がする。とにかく、10は行っていなかった。それでも、チャンネル登録者がこんなにいるんだ!とすごくびっくりしたのは覚えている。カルはまだ活動を始めたばかりのYouTuber初心者の頃。
まだ、活動を始めたばかりの、4月中旬の出来事だった。その日は、結構な時間ゲームをして、終わった。それからしばらく、カルにはゲーム内で会わなかった。それでも、YouTubeは見続けた。できたら高評価を押すようにした。動画の内容は、PVP。去年とは比べものにならないほど、上達していた。
自分でもYouTuberができるかもしれない。そう思えたのは、カルがYouTuberを始めたからだったのかもしれない。とにかく、自分も用意を始めたのは、その頃だった。月日が経つにつれ、どんどんチャンネル登録者数が増えていく。まだ1年足らずで。まあ、やっている内容が誰にでもできないことだ。凄いと思うし、動画編集もセンスがあると思う。
自分がYouTuberを始める準備ができたのが、11月のほんとに終わり頃。
自分は、『桜井いかな』という芸名でYouTuberを始めた。
12月1日の出来事。もうすぐ、中学2年生になる。