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「ますでしょうか」に感じる違和感

作者: 水島悠林


 今朝、ぼんやりと見ていたニュース番組にて。


「今も東京では雨が降っていますでしょうか」


 と、アナウンサーの方がおっしゃいました。


 その瞬間間感じた凄まじい違和感。

 ますでしょうか、ますでしょうか……。

 そして、アナウンサーさんまでこの言葉を使うのか、と少しショックを受けました。


 私はそこまで敬語に詳しくありませんし、使うのは不得意です。社会経験も浅いですし、恐らく、このエッセイの中に間違った敬語表現があると思います。

 というか、そこまで敬語の誤用を気にすること自体ありません。


 ですが、「ますでしょうか」に関しては、違和感と、多少の嫌悪感を覚えます。


 なので、このエッセイで「ますでしょうか」に違和感を感じる原因と、今後の対策(?)について考えたいと思います。




 1.原因


 これは二つ思いつきました。


 ①〜〜ますです!


 「ますでしょうか」を分解すると恐らく

 「ます」+「です」+「か」

 になると思います。

 ここで、ますとですが続いているのが違和感の原因でしょう。

 「〜〜ますです!」というのは幼いorおばかさんキャラクターが言うイメージがありますから。違和感の原因の九割はこれにあると思います。


 ②二重敬語

 https://www.bbiq.jp/mailmagazine/manner/2022/06/こちらのページによると、「ます」と「です」が共に丁寧語のため、アウトのようです。

 よく、やってしまうミスですよね。「おっしゃられる」や「ご覧になられる」とか……。慎重になるあまり、つい重ねてしまいます。ある意味日本人らしいミスなのかもしれません。




 2.今後の対策(?)

 

 自分は使わない。これだけです。


 しょうもない、当たり前だろ、と言われそうな対策ですが……一応考えた上での結論です。


 今既に、「ますでしょうか」は頻繁に使われる言葉です。アナウンサー(しかもNHK)の方も使われていましたし、ビジネスシーンでも多く使用されているかと思います。

 そんな中、「ますでしょうかを使わないで!」と言うのは憚られます。私が喚いたところで、精々「時代遅れが一人」とか「その前に他の言葉を直せ」と言われるくらいでしょう。

 それに、自分のこだわりを押し付けるのはあまり好きではありません。


 ならば、自分で気をつけるほかありません。


 では、どう気をつけるのか。それは……


 「ますでしょうか」ではなく「ございますか」や、文脈にもよるでしょうが「〜していただけますか」「〜いらっしゃいますか」


 こんな感じで別の表現に言い換えます。




 前に述べたように、私は敬語を使うのが得意ではありません。だからこそ、せめて「ますでしょうか」は正しい表現にして使いたいです。

〜〜したいです。で終わったので小学生の子が書いた作文みたいですね。恥ずかしい……。

このエッセイで「敬語ミス!」と思う箇所がありましたら、容赦なく指摘してください。すぐに直します。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 一般的にはよく使われる言葉で、正しい文法や敬語の観点では間違っていることもありますね。 (謝罪時の『申し訳ございません』など) 『何か誤用?』というキーワードでググるといろいろ見つかるか…
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