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【三章連載中!】花びら姫の恋  作者: 師走 瑠璃
【第一章】花びら姫の恋
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登場人物紹介(挿絵あり・随時更新中)

登場人物の紹介です。


この人物紹介で興味を持って、本編を読んでくださる方がいらしたら嬉しいです。


よろしくお願いします。

楽しんでいただけますように。




平尾ひらお 海夜みや… 主人公。十八歳。下校途中に異世界に落ちる。母方の祖母がその世界の国の一つ、黄國おうこくの皇女だったことを知り、色々あって家に帰るために、親戚の皇子さまと偽装結婚の契約中。暗闇の中で舞う花びらの悪夢と、白昼夢のようにフラッシュバックする記憶に悩まされている。

 日本にいる時は色素が薄いぐらいで済んでいた瞳が、異世界に落ちてから、皇家の血筋の証明である琥珀色に変化。日本では見たこともなかった精霊と呼ばれる生き物が見えるようになって、困惑中。世間知らずでズレているけれど、芯が強いので、皇子さまにも物怖じしない。現代では希少になった、人類の古代種と云われる“貴種”。貴種としての能力で、精霊を実体化させる“受肉”の能力を持つ“受肉者”。



  挿絵(By みてみん)



武尊ほたる・キアリズ・黄花こうか・サディル… 黄國第一皇子。海夜の母方の親戚。十九歳。文武両道で容姿も頭抜けていいので、国民受けがやたらといい。成人前の十五歳の時に、軍のトップである御大将ぎょだいしょうに就任。軍内の腐敗を払拭し、治安を安定させた。

 皇家を丸ごと護る“守護者”という役目のために、海夜に偽装結婚を提案した。常に無表情で何を考えているか読めない。感情が死んでいるわけではないけれど、表情が死んでいるので、感性が乏しいと思われている。口が悪いと思われるが、事実を正しく言っているだけなので、本人に悪気はない(はず)。息をするように精霊を使い、精霊を使って精霊を殺すことが出来る、稀少中の稀少と云われる攻撃型の貴種。なので、異母弟には珍獣と評されている。



   挿絵(By みてみん)



三影みかげ・黄花・サディル… 黄國第二皇子。キアリズの異母弟。十七歳。見かけは美少女、中身はしっかり少年。父方の祖父により、神殿の要職に就けられた。世渡り上手で、異母兄とは違う層の女子に大人気。兄とは母親が違うため、貴種ではなく、現生人類と云われる“亜種“。でも、精霊への造詣が深い。



   挿絵(By みてみん)




とら磋須木さすき… キアリズの側近。金髪碧眼、長身の名家出身の美丈夫、の言うことなしの優良物件だけど既婚者。普通に皇宮勤めしてればかなり優秀だけれど、担当皇子の傍若無人のフォローに回ることが多いので、あまり目立たない。苦労人。亜種。



   挿絵(By みてみん)



☆ 平尾 和夜かずや… 海夜の兄。精霊の受肉を解く“解放者“。子どもの頃から、海夜の精霊の騒ぎに巻き込まれてきた。いずれ母親と妹を殺しにくるという天馬と対峙する為に、ずっと武術の稽古を欠かさなかった努力の人。貴種。



   挿絵(By みてみん)


空地くうち黄勿こうな… 夜中に空から落ちてきた海夜を保護した青年。集落の相談者、心の拠り所となる大占おおうら家の次男。十九歳。自分の進むべき将来が見えなくて、もがいている。海夜に初恋に落ちるが、淡い恋心で終わった。作者的に“なれなかったパズー“。亜種。



美津里みつり・黄勿… 空地の兄嫁。貴種を診ることができる貴重なお医者。海夜を保護した空地から託されて、怪我をしていた海夜を診る。東欧系の美人で、おおらかで朗らか。世間話大好きのお姉さん。皇都出身の都会っ子だけれど、祖父の皇宮退官に伴って地方に引っ越し、天地と結婚。現在はキアリズの招聘に応じ、皇宮医療室に移動した。亜種。



天地てんち・黄勿… 空地の兄で、妻の美津里と同じく貴種を診察できる医師。大占家の長男。肩に力の入らないゆるさで患者さんに人気。現在は妻と共に皇宮医療室に入っている。亜種。



信川里しんせんり… 美津里の祖父。元皇宮医療室医長。体力の限界を感じて皇宮を退官した。地方で孫と共に老後の奉仕活動のつもりで診療所を運営していたけれど、海夜を見て皇家の血縁であると確信して皇都へ報告へ戻る。海夜の祖母とは顔見知り。亜種。



國皇こくおう… キアリズと三影の父親。黄國國皇。黄國史上で三人目の男の皇。黄花・サディル家の過去の禍根で生まれてきているので、少々性格が歪み気味。妄執でキアリズを生み出し、皇宮にやってきた海夜に無理難題をふっかけている。迷惑そうにしている息子たちの顔を見るのが好き。貴種。



☆ 平尾 夜花やか… 五十二年前まで黄國の皇女だった、海夜の祖母。故人。貴種。



海花みか・シム・黄花・サディル… 夜花の双子の姉。故人。キアリズの遺伝子上の母親。貴種。



藤森ふじもり 美鈴みすず… 海夜の幼馴染。マニア気質。お嬢さま育ちで世間知らずの海夜にサブカル知識を植え付けている。海夜にかけられた、夜花の期待を知っている。



   挿絵(By みてみん)



芦田あしだ 貴一きいち…海夜の幼馴染の男子。女顔なので、幼稚園時代は海夜に女の子だと思われていた。性別超えた所で、二人の幼馴染と深く繋がってる(と本人は思ってる)。



   挿絵(By みてみん)



天馬てんま… 四百年前の黄花・サディル家の先祖。黄國史上二人目の男皇だった。精霊に喰われて悪鬼となり、皇家を襲い、海夜の祖母・夜花とキアリズの祖母・花梨以外の全員を殺した。貴種。



☆金魚…天馬を喰った精霊。腰から下が魚の人魚。最初は子どもの姿で海夜の前に現れる。



四道しどう・黄花・サディル…皇弟である善道ぜんどう・ジディ・黄花・サディルの長男。キアリズと三影の父方の従兄弟。研究者気質でやや空気を読まず、キアリズに叱られることも多い。亜種。



薔珠そうじゅ・黄花・サディル…四道の妹。軍人として、キアリズの信用が高い。海夜の侍衛官として側仕えになった。背の高い麗人。でも本人の心の性別は、“無性別”。“全性愛”の元に、恋した人が運命の人だと思っている。亜種。



   挿絵(By みてみん)



☆シャイマ・平群へぐり…軍系貴族、平群公爵家出身の軍人。キアリズと三影の祖母、花梨姫出身家門として、貴種の血が濃い。桜色の髪色を海夜に“懐かしい色”と言われて驚いてしまう程、髪色コンプレックスがある。ある目的で海夜の侍衛官の任務を受けた。それが海夜の心に傷を残す結果になる。亜種。



   挿絵(By みてみん)


那珠なじゅ・黄花・サディル…四道と薔珠の長姉。この物語における“悪役令嬢”。キアリズに執着していることで有名。叶姉妹のような体つき。亜種。



璃珠りじゅ・黄花・サディル…那珠のすぐ下の妹。姉に常に従って、自分がないように見える次女。平群家次期当主との縁談が持ち上がったばかりの頃に、ある事件で捕縛される。亜種。



真道まどう・黄花・サディル…薔珠のすぐ下の弟。末弟で、末っ子。軍人として、士官学校に在籍している。武道には明るいが、座学は苦手。末っ子として兄姉から可愛がられて育ったので、素直だが若干優柔不断。亜種。



☆平尾 天降あもり…海夜と和夜の父親。海夜は母の再婚相手だと思っていたが、実の父親だった。異世界を渡り歩く一族の出身で、人外。


☆平尾 和海かずみ…海夜と和夜の母親。夜花の一人娘。一応、夜花の背景等を聞いて育っているが、生来のマイペースさと芯の強さで、子どもを生むことを迷わなかった人。貴種。



※主要な人物のみの羅列です。



挿絵はAI生成による物に、加筆・修正を加えた物です。

世界観の把握の一助になるといいなと考えています。

よりイメージに近いものが作成できたら、随時更新いたします。

今掲載しているものも、数ヶ月に一度は別の物に置き換えるかもしれません。

こちらに載せきれなかったイラストは、pixivにて公開しています。ご興味のある方はどうぞ。


https://www.pixiv.net/users/88743020


楽しんでいただけると嬉しいです!


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