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君が教えてくれた僕の生きた証  作者: 涼夜 融己
5/7

卒業

 文字が隊列を組んで襲いかかってくる。

それは、一冊の自分が選んだ本からの攻撃だった。

圧倒的情報量、そんな推理小説とひとしきり格闘したあと

鐘が鳴る。

その響きはあまりに聞き慣れた音だがどこか寂しげなもの

そう感じるのも無理はない

なぜならもう聞く事のない音色なのだから 

 ーもう、卒業か····

独りでに呟いた声は誰に届くわけでもなく虚空に消える

ここでの生活は、本当に色々あった

主に天音のことだけど

彼女と高校は同じだった。それが幸いなのか不幸なのか

俺にはまだわからない。

そして、その翌日、卒業式は無事終了

特に何もないと思っていたその日の深夜

ある一本の電話で状況は、激変していった。

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