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君が教えてくれた僕の生きた証  作者: 涼夜 融己
1/7

始まったカウントダウン

 ふわふわと舞っている雪の中告げられたのは、死神の足音だった。

大丈夫、最善を尽くします、必ず助けてあげるからね

医師の先生は、この言葉達をずっと繰り返す。

でもね分かってるんだよ。自分の体の事だから自分が一番分かる事だから

いや、分かって受け入れなきゃいけない事だから

それなのになんでこんなに悲しいんだろ?なんでこんなに悔しいんだろ?

どうして目から落ちていく(なみだ)は止まる気配がないんだろ

悔しい、どうして僕だけこんな目に遭うの?どうして僕なの?

「助けてよ····神様·····お願い」

気づけば声に出して叫んでいた。居るはずもない神様に助けて欲しかった。

僕が普通に生活出来るのは、あと365日が最大

それまで僕は生きていた証を残せるかな。

 ーそして命カウントダウンが始まった。

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