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傭兵達の下剋上  作者: 羽賀唯人
3章 大阪湾の戦い
29/35

25、これが恋?(場所は牢の中)

私は後藤さんに守られて森の中にいたけど、その森の中に運悪く入ってきた男の人が居た。

私たちは、その男の人に捕らえられて城へ向かわされた。

その男の人の近くにいた女の人は目線が鋭かった。

私たちが去ったすぐ後、父上の大きな声が居た場所から聞こえた。

私たちを探しているんだろう、すぐにそう思ったけどもう会えないだろうということが薄々感じられて居た。


そして、大きな音がしたかと思えば敵将、金森長近討ち取ったり!という声が聞こえて、私の策で負けたんだな。そういう思いが膨らんできて、金森さんに謝っても謝りきれない、なんというか変な感じが襲った。

だけど、私もそろそろ死ぬんだろう。そう思っていたから、なんかホッとして入れた。


父上、母上。そしてまだ見ぬ私の弟か妹よ……。

ごめんなさい……。

私、先に逝っちゃいます。それも、みんなに見守られながらではなくて、敵の地で……。








どのくらい時間が経っただろう。

足音が近づいてくる。話し声も、それに合わせて近づいてくる。


そして、彼が入ってきたその時に空気は変わった。

私はそのことに気がつかないほど鈍くはなかった。


……後藤さんは気がついてなかったけど。


そして、私が彼を少し見ると胸がトクンと高鳴った。

すぐに下を向いて、彼に何も悟られないようにしていたので気付かれていないはずだろう。

そこはわからないけど!


まあ、それは置いておいて彼は後藤さんに質問をしようとしていたが、それを後藤さんが拒みそうだったので、少し助け舟を出した。

普段の私でも、こういう状況下ならば後藤さんのようになっちゃいそうだけど。


後藤さんは素直に答え始めた。

しかし、彼の最後の質問だけは答えなかった。

答えたくなかったのだろう。


そして、後藤さんへの質問が終わると後藤さんを解放していた。


(え?解放?打ち首ではないの?)


私も後藤さんも困惑していたが、そういうもんだと私は割り切った。

そうして後藤さんが出ていくと、こちらを向いて、


「さて、次は君だよ」


そういってこちらを向いた。

その様がなんとも言えなくて、私は少し震えてしまったのだった。

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