14、始まる紀伊の戦い(又は第零次紀州征伐)
「さぁーて、戦の準備が終わったぞー!!お前ら!位置につけー!」
「わかりましたー!」
「はーい!」
「うん!」
「了解」
「最後に策の確認だ。湊が北に1000の兵を持って待機。戦が始まって、敵が攻めてきたら蛍、雀はそれぞれ1500の兵を持って湊の方へ、鶴は1000の兵を持って森で待機だ。ここで、必ず兵が出きっていることを悟らせるな。そして場が混沌としてきたら、竹中の十面埋伏陣戦法が来るはずだ。次に、啄木鳥戦法をして俺が本陣を守る兵をどかす。それが終わったら、俺が鬨の声をあげる。それが聞こえたら鶴は直進、俺も後ろから追うから本隊を囲う。ここからは、兵の士気とお前らの力が必要だが、血路を開いて本隊に特攻をかける。そうすれば、相手は慌てるだろう。まあ、先に言っておくと相手の勝利条件はこっちの壊滅、こっちの勝利条件は悪くて休戦、良くて敵壊滅くらいだ。わかったか?」
「……?」
「まあ、だいたいでいい。蛍は敵が攻めてきたら雀と一緒に敵に向かって突撃。湊は奮戦、鶴は敵が降りてきたら突撃、そしてお前らも間を割って突撃。そんくらいに覚えといてくれ。わかったか?」
「ま、まあ」
「さぁて。始めましょー!!」
「「「「おおー!!!」」」」
◇ ◇ ◇
「さて、佐久間様と金森様は、それぞれ2000の兵を持って砦に向かって直進していただきたい。そうすると、多分ですが敵が後ろから来るでしょう。そうしたら、なんとか頑張って耐えてください。頃合いを見て私と木下様が1000の兵でそれを囲みます。殲滅したならば、砦に突撃。何かあった時のために、滝川様は3000の兵で本陣に構えてください」
「おーっす!!」
「了解!」
「わかりました」
「よくわかった」
「そして、……様には、南へ向かってください。そうして、砦から出て来る敵を迎え撃ってください。多分ですが、敵は南を守っていません。ですがそれは逆に注意するべきところなので、敵がいなかったなら砦には攻撃しないように。少し……500の兵ぐらいいれば勝手に攻撃しても良いですよ」
「わかった」
「さて、皆さん。この策を持ってすれば、勝てるはずです!油断した敵を、かっ飛ばしましょう!」
「「「「「おおおーーーー!!!!!」」」」」




