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傭兵達の下剋上  作者: 羽賀唯人
2章 第一次紀州征伐
15/35

12、臥龍・竹中半兵衛の智(弱点・慢心)

「伝令!雑賀城の中が騒がしくなってきました!そして一人の将が城から出て来て何かを建築中です!」

「そうか……。大方、練った策の準備をしているところだろう」

「半兵衛様、どうされますか?」

「まずは将……、木下様に滝川様、金森様に佐久間様を呼んで来てください」

「はっ!」

「……作っているのは砦でしょうね。そして雑賀にいるのは5人程……、砦に1人、外に2人、伏兵の将として2人ほどでしょうか……」

「重治、話があると聞いたが?」

「話は策のことであろう。手短に頼む」

「おーッス!話を聞くぜェー!」

「長近さんうるさい」

「すまんな!信盛!」

「そこですから」

「二人とも、静かにしろ」

「「すみません」」

「本当に我慢しろよな……。で、重治。何だ?その『策』とやらは」

「相手の裏をかきましょう。相手の軍師は我々を舐めているようです」

「ほう……、その策は?」


「まず、金森様、佐久間様に先鋒部隊の2000の兵を、滝川様に本隊として6000の兵を持っていただき、相手の誘いに乗ります。そして私と木下様は2000の兵を伏せます」

「そのあとは?」

「相手に気取られないように何かを作っている……、多分砦でしょうがそこへ向かいます。そして相手を囲ったあと、相手は後ろから襲ってくるでしょう。包囲されたところに伏兵として伏せた兵で襲わせる。そうすると相手の士気は下がるでしょう」

「そうして紀伊を盗るのか……」

「はい。相手に雑賀孫一がいたならこの策は無理だったでしょうが、孫一は本願寺にいると聞きました。ならいけるだろう、そう思ったのでこれを献策します」

「……よし。採用しよう。金森!佐久間!お前らは2000の兵で先に迎え!竹中!木下!お前らは2000の兵で砦の付近の森に伏せろ!」

「おう!」

「了解!」

「わかりました」

「了解」

「滝川様、少し残ってもらえますか?最後に一つ、献策をしたいので」

「ん?皆とではダメなのか?」

「はい、そうです」


竹中は、先の策が万が一外れた場合のことを考えた策を献策した。

「あいつかぁ……、俺、あいつのこと苦手なんだよなぁ……」

「ですが、この策が起死回生の策になることもあり得ます。彼は雑賀に一時期いたとも聴きます」

「仕方無えなぁ……。いいよ。その代わり、あいつにはお前から言ってくれ」

「はい」

3/26 竹中半兵衛の名前を竹中重治に統一。

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