嘘つきは誰だ?
「うわあああああああああああああああああああああああああ!」
現在師匠に魔物の巣にポイ捨てされて逃走なう、何故こうなった。
それはさかのぼる事三十分前、師匠と話していた。
「よぉ、今日は学校休みか?」
いつもの修行場所に行くと師匠が元気よく話しかけてくる。
「うん、休みだよ、そんな事より速く修行を!」
と紙に書いてそれを師匠に見せる。
「いいや、今日は技の修行はしない」
その言葉を聞いた瞬間俺はあまりのショックにその場に倒れこんでしまう。
「ああ、悪かった、技の修行はしないが今回は弟子の声が聞きたいから弱点をなくしてもらおうとな思ったんだ、誰にも言うなよ?」
その言葉を聴いた瞬間立ち上がりすぐさま紙に字を書き返事をした。
「いい反応速度だ、んじゃついて来い」
先生は格の魔法、俺は電の魔法を駆使しいつもの修行場所をでた。
ある程度走ったら師匠が立ち止まった。
紙にどうしたんですか?と書き師匠に問う。
「弱点を克服するに当たって必要な素材がある、ちょっくらとってきてくれ」
といつの間にか俺の手に紙を渡されていてその中身を確認した瞬間、地面がなくなった、いや、これは。
「ああああああああああああああああああああああああああ」
落ちている、完璧に落ちている。
どうしようかと考えたが全身を鋼の魔法で覆えば傷一つつくことはないだろう。
「っと」
予想通り体には傷一つついていない・・・が予想通りじゃないことが一つあった。
紙の内容を確認する。
どれも魔物から出るものだ、だが同じ魔物から素材だ、結構ランクは高めだな・と思っていた時だ、後ろから鳴き声が聞こえてきた。「ウゴォ」とかいう声だ。
おそるおそる後ろを振り向くと・・・・今回の討伐目的の魔物がいた。
「ウガアアアアアアアアア!」
「ギャアアアアアアアアア!」
俺は電の魔法を使いすぐさまその場を離れる・・・が、駄目、足を掴まれ投げられてしまう。
「ぐわあああああああああああ!」
とっさに鋼の魔法使うが守りきれずダメージを受けてしまう。
そして俺が取った行動・・・それは・・・
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
叫びながら逃げる、魔物は大きな音が苦手なのだ、だから叫びながら逃げると大体逃げ切れる。
そして逃げ切ったら治の魔法を使い自分のダメージを回復して奇襲を掛けて一匹をまず狩る。
最近知った事なのだが、俺の知ってる以上に魔法は多かったようだ、前回言った魔法以外に数100個の魔法がある。
これは最近師匠が教えてくれた事・・・・ではなく学校に行ってた時に知った事だ。
「・・・・・」
「ねぇ、今日は修行しないの?」
突然話しかけられて身構えてしまう。
「そんなに身構えないでよって、話せないのか・・・・うーん、んじゃ一時的に話せるようにしちゃおうかな?うん、そうしよう」
「何言ってんだお前・・・・しゃべれてる!?」
「まぁまぁ落ち着いて、一時的にしゃべれてるだけだから、そのうちまたしゃべれなくなるよ」
「・・・・何のようだ?学校にいかなければいけないからさっさと済ませてくれ」
「君の師匠さ、魔法について嘘ついてるよ、君が知ってる魔法より魔法ははるかに多いよ」
「それくらいの事ですか、ではこれで」
「あまり師匠を信用しない事だよ、彼はうそつきだから、今は騙されてなくても、そのうち騙される、絶対信用しないでね、騙されたら、メルティ村の巫女家に来て」
「誰だか知りませんけど、師匠は嘘なんてつきません、それは他人がとやかく言っては駄目なことです。」
メルティ村の巫女さんはうーんと考えた顔をした後諦めたようですぐに帰った。
・・・・・・・今は師匠は俺に嘘をついている?それとも彼女が嘘をついている?いや、他人を信用する理由がない、師匠は俺に嘘をつかない、それは確実だ、だが、なんだこの胸騒ぎ?嫌な予感がする。
「逃げ切れたか」
そんな事を考えてると逃げ切れた、すぐさま治の魔法を使い自分の腕を回復させる。
だがなんだか凄く疲れた、今日はここで野宿しよう、正直もう来た道わかんないし、完璧に迷ったし。
お母さんすいません、許してください。
どうも霧夢たいたいです。
今回も弱点物語を見ていただきありがとうございました。
色々展開していくの楽しいですね、魔法は正直主人公が言ってたものだけにしようと思ってました。
しかし彼女をここで登場させなきゃ色々面倒だから増やしました。
3巻目は恐らく森脱出編になるかと思います。
不定期ですがこれからもよろしくお願いします。




