第3話
前回の続きからいきます!
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殺されるの!?私、また死ななきゃいけないの?
そんなのいやっ!助けて!!
そんな時、突然透きとおった声が聞こえた。
『どうしたの?可愛いお姫様?』
(誰?)
私は、涙目で色んな場所を見てみたが誰もいなかった。
『ふふっ今は内緒!!後で教えるね♪とりあえず〜あなたのお父さんが処理してくれるように知らせて後は、あの盗賊達を倒そう〜っと!』
(な.なんか怖い・・・)
その声は、凄い黒い感じの声でついビクッとなってしまった。
『あっ!怖がらせちゃったかしら?』
その声を聞いて急いで首を振った。
『じゃあ、ちょっと待っててね〜♪
すぐに終わらせてくるから〜』
すると、その声が消えた瞬間に強い風が吹いた。
「うわっ!なんだ!この風!」
「うわぁぁぁーーーーー!?」キラリン
いきなりの強い風に盗賊達は、耐え切れなくて空の彼方に吹っ飛んで行ってしまった。
そして私は、びっくりしすぎて口を開けてしまった.....
『じゃあ、処理出来たし、私は、風の精霊のシルクよ!また会いましょう♪』
(えっ!)
すると、その声を残して風のように消えてしまった。
(精霊!この世界って精霊いるの!?)
そう思った瞬間に男の人の声がした。盗賊の残党かと思い身を隠し、声を聞き取っていたらいきなりふわっと体が上に上がった。
(今度こそダメだ!)
身を硬くしたらいきなり抱きつかれてしまった。
「あぅ!?」
「よかった.......無事だったのか.....」
すると、その男性は、ホッとしたような声を出して私の無事を確認していた。
「フィルヴァル隊長!盗賊の処理を完了しました!」
「ありがとう、引き続き周りにまだ残党がいるかもしれないから注意をしてくれ」
「分かりました!隊長もここはいいですから娘さんを連れて帰ってあげて下さいね」
「あぁ、勿論だ」
(この人の娘ってことは、この人は私のお父さん!?)
自分のお父さんだと分からなかったのは、余りにも顔立ちが整い過ぎていることだった。
例えるならば、乙女ゲームの攻略対象になりそうな人だった。
でも、色んなことが起きていて体力的にももう限界だったリラは、次の日になるまで寝てしまうのであった........
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はい!だいぶ前回よりは、たくさん書けたと思います。次回も是非見てください!
明日、次の話を出そうと思います。
よろしくお願いします!