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第1話

えっ〜と、こんにちは。私は神崎 香織。

なぜか私は、起きたら真っ白な場所にいました。

私はパティシエの専門学校に通っている途中で信号を無視して走ってきたトラックに轢かれたはずなので死んでいると思うんだけど。

この不思議な空間で首を傾げていると急に空間が揺らいで一人のお爺さんが現れた。


「そうじゃよ〜」


呑気に話すお爺さんにイラっと来て思わず叩いた。


「・・・」

バシッ


「何をするんじゃ!」


「なんだか、ムカついたから」


目の前に現れたのは、白い髭の爺さんだった

しかも、髭が伸びすぎて踏んでいた。髭踏んでるけど、転ばないのかな。


「実は、まだお前さんは死ぬはずじゃなかったんじゃ。うちの部下が死なせる人を間違えたみたいでのぉ」


「あっ!じゃあ、転生させてくれるの!?」


香織は、ラノベルが大好きで家には50冊ラノベルが本棚の中に入っていた。特に転生物は好物ともいえる。


「切り替え早いのお。最近の若者は直ぐに転生を考えるそうじゃよ、今回死んでしまったのでサービスするんじゃが、何がいいかのう?」


「うーん、じゃあ転生した時の髪の色が銀色がいいなぁ。自分の好きなアニメの女の子が銀色の髪の色なんだよね♪」


香織は、弾んだような声を出していう。銀の髪は昔から憧れの髪色である。


「欲がないのう...わしが今まで会ってきたやつは、国の王女とか王子になりたいとかいっていたがお前さんは、それでいいのかのう?」


「別にお金持ちになりたいっていうのは特にないんだよなぁ」


たしかにお金持ちには、なりたいけど、平凡が一番だと思っている香織には、それ以上のことは考え付かなかったのだ。


「じゃあ、これだけでいいのかのう?」


「うん!!」


最初は、爺さんのことを馬鹿にしていたくせに香織はそのことをすっかり忘れていた。


「じゃあ、逝きますか?」


「はい!」


すると、どんどん視界が暗くなっていった。

・・・

よし、行ったかの。平凡がいいと言っていたが、サービスを内緒でつけておくかのう。


そして...彼女は、平凡を望んでいたのに平凡じゃなくなって色んなことに巻き込まれていくのだった。そして、本人は知るよしも無かった。

次は、明日なるべく出そうと思います!

よろしくお願いします!

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