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東方妖刀録  作者: 雨月
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その能力の名は

おまたせしました。更新遅くなってすみません。




 知らない人がフランと戦っていて、戦いが終わったら、光に包まれた。と思ったらアキラになった。いったいどういうことなの?


「霊夢。知り合い?」


 レミリアが聞いてくる。


「2日前に来た、外来人よ。神社で預かってるのよ」

「へぇ。外来人ね……」

「……調べてみる価値があるわね」


 パチュリー?


「咲夜。稗田の家に行って、妖刀についての文書があるかどうか聞いてきて。あったらそれを持ってきて。探す必要があるなら、数日後にそちらにうかがう。と伝えて」

「了解しました」


 咲夜はそういって頭を下げると、またも消える。時間止めすぎでしょ。


「霊夢。詳しい話、聞かせてもらうわよ」


 レミリアが私に近づいてきながら言う。仕方がないな。

 私はアキラが妖怪に襲われた時の状況を説明し、それを調べに来たこと。そして妖刀についてわかったことを話した。


「ふぅん。なるほどね」


 レミリアが怪しげな笑みを浮かべている。何を考えているのよ。


「何考えているのよ。レミリア」

「別に……。ククク」

「咲夜が帰ってきてから決めましょう。小悪魔。魔法陣はかけた?」

「はい。書けました」

「それじゃあ、魔法を使うから2人はアキラを連れて図書館にでも行ってなさい。アキラはソファにでも寝かせておきなさい」

「そうね。行きましょう霊夢」


 レミリアはそういってアキラを、ってちょっと待った。


「待ちなさいレミリア。あなたにアキラを任せられないわ」

「なんでよ。霊夢」

「隙をついてかみつきそうだからよ。ほら。さっさとどきなさい」

「そこまで警戒しなくてもいいじゃない」


 レミリアはしぶしぶ下がって部屋から出て行った。私はアキラを背負うと、部屋から出て図書館に向かった。










「暇」

「うるさい」


 暇なんだからしょうがないじゃない。図書館にいても読む本なんてないし、咲夜はいないから紅茶も入れてもらえない。かわりの小悪魔も今はパチェの手伝いでいない。霊夢に紅茶なんて入れられるわけがないし。


「暇なのよ」

「本でも読んでなさい」

「ていうか。霊夢、あなた何やってるのよ」

「見てわからない? 札作ってるのよ」


 霊夢は紙に何か筆を使って書いていた。


「へぇ。霊夢が使っているのって全部作っているの?」

「そうよ。あんたみたいに爪で引き裂くやつもいるからそのたびに作っているのよ」

「それはすみませんでした」


 しかし、あのアキラという少年。なかなか面白そうな運命をしている。


「終わったわよ」


 パチェが戻ってきた。後ろにいる小悪魔の背中にはフランがいた。


「フラン」

「あとは起きるのを待つだけよ。アキラは?」

「まだ起きてないわよ」


 私はフランのもとに行く。


「お待たせしました」


 ちょうど、咲夜が帰ってきた。


「咲夜。どうだった?」

「えっと。実はですね……」

「?」


 咲夜が図書館に入ってくると、後ろには稗田阿求となぜか竹林の薬師がいた。


「なんで薬師がいるのよ」


 私が咲夜をにらみながら言うと、


「ちょうど稗田の家に用事があって行ってたのよ。そしたらそこのメイドが来て、事情を聞いたら医者の出番じゃないか。と思ってね」


 咲夜に聞いたのだが、薬師が先に答えた。


「とりあえず、見せてもらうわね。そこのソファの子ね」


 薬師はそういうと、ソファに近づく。そして、


「ふむ……」


 診察を始めた。


「それで稗田。妖刀についての文書は持ってきたの?」


 霊夢が聞くと、稗田は頷き。


「はい。阿一の文書に妖刀について書かれたものがありました」


 稗田はそういうと持ってきた古い本を取り出して、中をぱらぱらとめくる。


「えっと。少しお待ちを」


 そういってページをめくる稗田。


「うっ……」

「起きたみたいよ」


 後ろから薬師の声が聞こえた。


「アキラ!」


 すぐに霊夢が近寄る。


「あれ? 図書館? 僕は確か、炎の剣みたいなのに攻撃されたんじゃ? そうか。ここは天国の図書館か」

「違うわよ。バカ」

「いてっ」


 霊夢が頭を殴る。


「霊夢? 霊夢も死んだの?」

「違うわよ。あんたはまだ死んでないわよ」

「え? だって炎の剣みたいなので」

「あーもう。うっさい!」


 霊夢はまた殴る。


「あんたは生きてる? いい?」

「わ、わかった」


 霊夢が鬼の形相で睨んでいるみたいね。だって、彼すごく恐怖心が見えるもの。

 私は彼に近づく。そして、


「初めまして。私はレミリア・スカーレット。この館の主よ」


 どうせ霊夢が吸血鬼の館って教えてあるんでしょう。どんな反応をするか見せてもらおうじゃない。










 霊夢が鬼の形相で睨みつけてきたからなんとなく納得した。どうやら生きているらしい。なぜ?

 そんなとき、背中に翼の生えた少女が近づいてきた。


「初めまして。私はレミリア・スカーレット。この館の主よ」


 この館の主……。ってことは吸血鬼!?


「は、初めまして。アキラといいます」


 一応、無表情で変な動作はしないようにしたはず。


「アキラ。あなたの血液型はなに?」

「へ?」


 なんでそんなことを聞くんだろう。


「Bだったと思うけど……」

「Bね。それはよかったわ。私、B型の血が一番好きなの」


 やっぱり吸血鬼。

 僕は背中に手を伸ばして刀を抜こうとする。何もないよりはましのはず。と思ったら手はからぶった。どうやら刀は背中にないみたい。


「フフフ。わざと恐怖心をあおってみたけど。なかなか面白い反応をしてくれたわね。よかったわ」

「へ?」

「どうせ吸血鬼って聞いていると思ったから、恐怖心をあおってみたの。面白かったわ」

「そ、そうなんですか……」

「ちなみに。B型が好きっていうのは本当の話よ」


 やばい。すごく怖い。


「まあ。安心しなさい。あんたを食べる気はないわ。霊夢が怒りそうだし。それにフランが迷惑をかけたからそのお詫びに」

「フラン?」

「妹よ。あなたを炎の剣で攻撃した子」

「ああ。あの子か……」

「あの。レミリアさん。霊夢さん。見つけたので説明をしてもよろしいでしょうか?」


 突如、知らない声が聞こえ、そっちを向くと、着物を着たショートヘアーの少女と、青と赤の変な服を着た銀髪の人がいた。


「初めまして。私は稗田阿求。この幻想郷の歴史を書いています」

「私は八意永琳。竹林で医者の真似事をしているわ」

「初めまして、アキラといいます」


 歴史を書いている。って何かあったらそれを文書化しているのかな。医者の真似事ってそんなことしていいのかな?


「アキラさんは先ほどのことをどうやら覚えていないようですね。確認のため、説明をしても?」

「いいわよ」

「アキラさん。あなたは白い長髪の女性を知っておりますか?」


 白髪で長髪?


「誰ですか? それ」

「フランドールさんが暴れているのを見て、レミリアさん、霊夢さん、パチュリーさんが部屋に向かったところ、フランドールさんがその白い長髪の女性と戦っておられたのです。そして、2人に攻撃して2人とも意識を失うと、白い長髪の女性は、アキラさん。あなたになったというのです」

「え?」

「体が変わるとき、光に包まれ、その光が一か所に集まって刀になったらしいです。そう、そのテーブルの上にある刀に」

「どういうことです?」

「私はそのことを調べたところ。おそらくそれは、妖刀使いの最終奥義。妖刀融合だと思われます」

「どういうことよ。意味が分からないわ」


 レミリアさんがそんなことを言う。


「順番に説明します。アキラさん。あなたの持っていた刀はいわゆる妖刀と呼ばれるものです。妖刀について説明は?」

「ん~。持った人を操る。とか言われているやつだよね」


「はい。その通りです。怒り、憎しみ、悲しみ。といった負の感情を取り込みすぎて、妖怪となってしまった刀のことを、妖刀といいます。妖刀使いとは、その負の感情に負けることなく、妖刀を自在に使いこなすことのできた人間。それを妖刀使いと呼ぶのです。そして、その妖刀使いの中でも、妖刀の負の感情を取り除き、心を通わせた人間。もしくは、負の感情に共感をした人間。のみが会得できる最終奥義が存在します。それが、妖刀融合。その名の通り。妖刀と持ち主が融合して、持ち主が妖刀化する技です」


 はぁ。はぁ。と稗田と名乗った人は息を荒くしていた。あんなにしゃべって疲れたのかな?


「すみません。少し休憩をしてもよろしいでしょうか。はぁ、はぁ。私、体がそこまで強くありませんので……」

「咲夜。紅茶を入れて差し上げなさい」

「はい」


 レミリアさんの言葉に咲夜さんがすぐに紅茶を用意してテーブルの上に紅茶を置く。


「どうぞ」


 椅子を少し下げて、座るように促す咲夜さん。


「申し訳ございません」

「ゆっくりでいいですよ」


 パチュリーさん、レミリアさん、霊夢。そして僕が同じテーブルに座る。そして目の前に紅茶が置かれる。


「それで稗田。妖刀融合っていうのは、危険なの? 妖怪化するんでしょ?」

「妖怪化する。という認識はあっています。が、危険はない。と書かれております」


「妖刀融合することでの利点は? 妖力が使える。ってことだけ?」

「いえ。強力な妖刀は何かしらの力を持っているらしいです。妖怪に襲われた時の状況を聞いたところによると、おそらくこの妖刀は氷に関する力を持っているようですね。

 妖刀と融合すると妖刀の力をすべて使いこなすことができます。刀の状態では力を使うには、力を妖刀から貸されているという感じです。融合することによって自分の力となるわけですから。すべての力を出し惜しみなく使うことができるわけです」

「ちょっと待って。少し不可解なことがあるわ」


 今まで黙っていたパチュリーさんがしゃべりだす。


「今までの説明からすると、アキラは妖刀と心を通わせていることになるわ。でも、アキラの説明からすると、妖刀はずっと家に飾ってあってアキラは一度も触れてはいないらしいじゃない。それだと心を通わせることなんて無理じゃない?」


 確かにそうだね。僕は一度も飾ってあった刀に触れたこともない。


「はい。その話は咲夜さんから聞いています。おそらく、妖刀融合ができたのは彼の能力ではないかと思っています」


 能力?


「これは私の推測ですが、彼は『妖刀を操る程度の能力』を持っているのではないかと思います」


長ったらしい説明すみませんでした。


 妖刀は前回のあとがきでも書きましたが、オリジナル設定です。

 正確には、作者の処女作(公開はしていません)での設定を半分ほど持ってきて、少し設定を増やしただけです。

 

 何度も言わせてもらいますが、妖刀の設定は作者のオリジナル設定です!




 話変わるのですが、『東方妖刀録』と検索してみたら、別のサイトで同じタイトルの作品があったんですよね。あらすじ読んだところ、中身は違うみたいですけど……。

 あと、私のほうが先に載せているみたいなのですが。タイトル変えたほうがいいのでしょうか? ちょっと意見聞かせてほしいです。

 感想だけでもいいですよ。


 

 最近、本当に思うんですが、読んでくれている人いるのかな? お気に入りに入れてくれている人、いるみたいだけど……。

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