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東方妖刀録  作者: 雨月
26/59

再び人里に

お久しぶりです。


就活ですが。実は7月に内定をもらいました。東京の会社です。

そのあと忙しくて全く更新できませんでした。

で、8月に更新しようとしたのですが。実家に帰されまして……。小説もほとんど書けませんでした。


実家でダイエットさせられていたのでww


 ゴソゴソ。


「……あー、もう。なんでこんなほこりまみれにならないといけないのよ」


 霊夢が文句を言う。


「お金がなくて何も買えないから、何か売れるものでも探そうって言ったのは霊夢だよね」

「うっさいわね。アキラ1人で探しなさいよ。居候でしょ」

「言い出した人がやるものでしょ。僕のポジションは手伝いじゃない?」

「あーもう」


 あれ?


「霊夢。これって売れないかな?」


 お守りのようなものがたくさん入ったものを見つけた。


「ん~。無理ね。お守りとしての効力を完全に失っているわ。こんなところにあったせいかしら。というか、私はこんなもの作ってないわよ」

「先代じゃないの?」

「ありえるわね」


 霊夢がお守りを1つ取る。


「ふむ……。私が霊力を注ぎ込めば使えなくはないわね」

「おお。じゃあこれを売ってお金にしようよ」

「お断り。めんどくさい」


 めんどくさいって……。


「霊夢。このままだと餓死するよ……。いいの?」

「………。食糧あとどれくらいあるの?」

「無理をすれば3日。普通に食べていけば1日と次の日の朝ぐらいかな?」

「………。多分、お札とかも奥に眠ってるわ。探して持ってきなさい。使えるようにするわ」

「わかった」


 奥にあったお札などを持っていく。そして、僕は縁側に座り、霊夢は庭に立つ。


「アキラ。邪魔しないでね」

「しないよ」







 そして、次の日。


「じゃあ。これ売ってくるけど。霊夢、こないの?」


 お守りなどがたくさん入った袋を持って、霊夢にいう。


「行かない。疲れた」

「はいはい」


 僕は妖刀融合をする。そして、人里に向かって飛ぶ。

 人里の一歩手前で降りて、妖刀融合を解除する。


「それにしても、ずいぶん空を飛ぶのにも慣れた気がするな~」


 僕は人里に入る。そして、


「慧音さんのところによるかな。これ、売ってもいいか聞かないと……」


 初めて人里に来たとき、慧音さんに案内された道を思い出しながら向かう。


「慧音さ~ん」


 慧音さんの家で戸を軽くたたきながら名前を呼ぶ。


「出ない……」


 出かけているのかな?


「慧音先生に用事かい?」


 後ろを向くと、おばあさんが近くにいた。


「はい」

「見かけない顔だね?」

「外来人です。今は神社に住んでいます」

「おや。神社にかい。そうかいそうかい。慧音先生はこの時間は寺子屋だよ」

「寺子屋ですか。それはどこですか?」

「あっちだよ」


 おばあさんが遠くを指さす。


「ありがとうございます。それでは」


 おばあさんの隣を通り抜けるとき、頭を下げる。そして、



 悪寒を感じた。



 すぐに刀を抜いて、氷壁を後ろに作る。そして振り向くと、そこに何か攻撃が当たる。


「ほう。直観力はなかなかのようだね」


 煙が晴れる。僕は氷の壁を消すとおばあさんの姿が見える。ただ、その手には三日月のようなものが先についた杖を持っていた。


「なるほど。魔理沙を負かすだけはある。あのバカはまだまだ未熟だが、やるじゃないか」

「魔理沙の知り合い……?」

「ああ」


 おばあさんの姿が薄れていき、緑髪の足のない女性が現れた。まるで話に聞く、幽霊のような足で、宙に浮いている。


「あたしの名前は魅魔。博麗神社の祟神で、魔理沙の師匠さ」

「魔理沙の師匠?」

「そうさ。……祟神ってところはスルーなんだね」

「嘘だと思っていますので」

「まぁ、確かに自称だがね……」


 やっぱり嘘ですか。


「それで、魔理沙の師匠が僕に何の用でしょう?」

「なに。興味があったのさ」

「興味?」

「ああ。まだまだ未熟で、弾幕ごっことはいえ、魔理沙が負けた。と聞いてね。しかも倒した相手が外来人というじゃないか。とても気になった。それで充分だろ?」


「もしかして、僕と戦う。とかいうつもりですか?」

「いや。あたしは幽香たちとは違って戦闘狂じゃない。その辺は安心してくれ」

「幽香?」

「おや。幽香とはまだ会ってないのかい」


「あと、あのときは引き分けですよ。勝っていません」

「魔理沙はすべてのスペルを使いきり、お前さんは1枚残った。それで充分さ」

「厳しいですね」

「師とはそういうものさ」


 魅魔さんは空を一度見る。そして、


「さて、あたしはもう行くかな。ありえないと思うが、魔理沙の目に映ったら大変だからね」

「魔理沙に会いたくないんですか?」

「親離れならぬ、師離れが必要な年ごろなのさ」

「……そういうのがあるんですか?」


「さぁね。そういえば、お前さんの名前を聞いてなかった。名前は?」

「アキラです」

「アキラか。覚えておくよ」


 魅魔さんの姿が消える。


「また会おう」


 その声を最後に気配が消えた。

 僕はさっき魅魔さんが指をさした方に向かって歩き出す。


文「アキラさんのスペルカード、紹介コーナー。第5回」

アキラ「いい加減飽きない?」

文「飽きませんねー。全く飽きませんねー」

アキラ「僕は飽きた」

文「飽きた………。一文字変えれば、アキラ」

椛「つまらないです」

霊夢「さっさとやりましょう。何にする?」

文「そうですねー」

アキラ「ちょっ。いつの間にスペカ全部盗ってるのさ。返してよ」

文「これにしましょう」


凍符『クラッシュ・アイス』


文「これは?」

アキラ「………。強力な冷気で弾幕を凍らせて、それをばらばらに砕いて無力化させる技……かな」

椛「それはすごいですね」

霊夢「よくそんなの思いつくわね……」

文「なんか、アキラさんの戦闘センスがありえないぐらい高いような気がしてきました」

アキラ「そう?」

椛「それでは文様。まだ療養中のはずですので。そろそろ帰りますよ」

文「えぇ!?」

椛「さあ!」

文「いやよー。まだ1つしか紹介してないじゃないーー。ってああぁぁぁあぁぁぁ」

霊夢「……文が連れ去られたので、今回はここで終了っと」

アキラ「まだやるんだ。これ」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

真あとがき。


ほとんど書いてなかったので全くネタが出てきません。何とかストックはいくつかあるのですが……。続きが書けない。

これはスランプなのか。それとも書いてなかったため腕が落ちたのか……。

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