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東方妖刀録  作者: 雨月
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幻想入り

 ようやく、投稿できました。

 

 タイトルがこれしか思いつかず、これだとネタバレになるんじゃ? とず~と考えたのですが。全く思いつかないので、結局これになりました。


 更新遅いと思いますので、気長に待ってください。


 作者は単純ですので、お気に入り件数が1人増えるだけでもすごく喜びますので。感想をくれるとさらに喜びます。


 何かアドバイスがあったら、感想などに書いてください。


 長い? すみませんでした。それでは、どうぞ。

 ここはどこ?


 僕は確か、自分の部屋で寝ていたはず……。それがどうしていつの間にか森の中で立っているんだろう?



 しかも、背中には刀が一本。確かにうちには真剣があって、和室に飾ってあったけど。これは見た感じその刀みたい……。僕は一度も触れたことがないんだけど。なんで背中に?



 とりあえず、森を抜けようと思う。人と会えればここがどこなのかわかるはず。

 僕はそう考えると、歩き出す。



 1時間後。森を抜けた。すると、目の前にはとても長い階段があった。

「こういう長い階段は、大抵神社とかがあるはず」

 と、どうでもいい勘で長い階段を上り始める。

 しかし、数分上っただけで足ががくがくになる。

 1時間森を歩いたあとにすぐ、階段を上ったせいだと思う。あと、背中の刀も重い。刀って確か1,2キロぐらいだったっけ……。



 休憩しながら30分かけて階段を上りきる。

 予想通り。神社が立っていた。しかし、全く人影がない。



 賽銭箱でも覗いて人が来ているのかチェックしてみようかな?



 僕は神社に近づき、賽銭箱を覗く。

 すると、バンッ! という大きな音が聞こえてきた。


 その音にびっくりしながら音のしたほうを見る。すると、直後。紅白の巫女服と思われる服を着た女性が来た。

「あんた。なに? 賽銭泥棒? それとも賽銭入れてくれるの?」

「え? いや、賽銭箱の中見ようとしてたんだけど……」

 あれ? 中を見るってつまり、賽銭泥棒が盗めるお金があるかどうかチェックしているってとられたらどうしよう。



「賽銭泥棒!」

「え?」

「『夢想封印』」


 ムソウ……フウイン?



 直後。いくつもの光の球が僕に向かって飛んできた。







 うっ……。


 僕は目を覚まして体を起こす。

 そしてあたりを見渡す。ここはどこ? そして、なんで布団で寝ていたんだろう?


「あら。目が覚めたのね」

 そういって紅白の服を着た女性が……。あ! 思い出した。さっき、賽銭箱の中をみて人がいるかどうか調べようと思ったところ、賽銭泥棒に間違われたんだっけ。


「さて、賽銭泥棒の処罰はどうするか。閻魔でも呼ぼうかしら?」


「いや、賽銭泥棒なんてしようとしてないし。人がいるのかどうかチェックしようとしただけだ」


「……はぁ?」


「て、いうか。ここはどこ?」


「ここ? 博麗神社よ?」

「博麗神社?」


「あんた、外来人?」

「外来人?」


「服装からして、外来人ね……」



 ?


「ここは幻想郷。簡単に言えば、もう一つの世界ね。あなたの住んでいた世界の隣にある。ね」


「ゲンソウキョウ?」


 一体何を言っているんだろう? この巫女は


「説明がめんどくさいわね。紫でも呼ぼうかしら。どうせ紫が原因でしょうし……」


 巫女はそういうと、棒にギザギザの紙がついたものを取り出す。そして目を閉じる。


 そして数秒後。


「あれ? いつもなら注意しにくるのに……」


「何をしているんです?」


「結界を緩めたのよ。いつもなら紫が注意に来るはずなのに……」


「結界?」


「霊夢」

 僕が聞き返すと、外から声が聞こえた。巫女と僕はそっちを向く。


「あら。藍じゃない。紫はどうしたのよ」


 そこにいたのは、九本のキツネのしっぽがある女性。


九本のしっぽ……? まさか、九尾の狐?



「紫様が勝手に結界を緩めるな。とのことです」


「私は紫に用があるのよ。紫が直接注意しに来なさいよ」

「紫様は今、忙しく注意に来る時間もないのです」

「妖怪のくせに何を言ってるのよ……」


「おや? そこの人間は?」

「外来人よ。どうせ紫が原因なんでしょ? だから紫に聞きたかったのに」

「なるほど……」


 九尾の狐は何か考えるようなしぐさをする。


「紫様には私から聞いておこう」

「さっさとしなさい」


 九尾の狐は空を飛んでどこかに行ってしまった。

「仕方ないわね。私が説明してあげる」


「まずは自己紹介からしましょうか。どうやら賽銭泥棒じゃないみたいだし。外来人がいきなり賽銭盗もうと思うとは思えないから」


「当たり前だろ」


「私は博麗霊夢。ここの巫女よ」


「僕はアキラ」


「苗字は?」


「……言いたくない。あまり好きじゃない」


 あんな変な苗字、できれば変えたいよ……。


「そう」


 霊夢は立ち上がって部屋を出ていく。そして、少したつとお茶を持ってやってきた。


 そして、霊夢は幻想郷とは何か説明を始めた。


 霊夢が言うには、この幻想郷は外の世界、つまり僕がいた世界で忘れられた存在が集まる世界らしい。妖怪、妖精、神様までいるらしい。

「僕は、忘れられた存在ってわけ?」


「そうと決まったわけじゃないわ。八雲紫という妖怪はたまに神隠しみたいなことしているって噂があるから、それが原因の可能性がある」


「そうか……。これからどうしよう」

「紫がみつかるまでここにいていいわよ。ただし、家事とか手伝ってもらうわよ。ちなみに、断ってもいいけど。里まで距離があるし、妖怪と出会ったら食べられるわよ」


「断らないよ。家事ぐらい手伝う……」



 こうして、幻想郷という変な世界の博麗神社に居候することになった。


「そういえば霊夢。僕が背負ってた刀は?」

「ああ。あれなら質屋に入れたわよ?」

「え?」

「冗談よ」


こんな始まりかたですみません。


 まぁ、タグとか見れば、少しネタバレなので見ないでください(むちゃくちゃだw)

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