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ネコなにやってんの!?

どんどん遅くなってる…


でも二週間後からは前と同じくらいには戻る…はず!

朝食も食べ終えた僕らは、琥鉄先輩の部屋でゴロゴロしている。

いつもは先輩がやることを言い出すのだが今は満腹になり、眠気が増したこともあって、

「ちょっともうひと眠りしてくる…」

と、言って自分の部屋に戻ったので僕らは思い思いに過ごしている。


しかし昨日でなかなかのマンガを読んでしまった僕はあまりすることがなかった。

他にもマンガはあるのだが、どうにも興味が出ない。

琥鉄先輩は「こんなチャンスない!」と、言ってゲームをしているし、直人さんは

さっきの罰で草むしりに行ってしまった。


あまりにヒマなのでちょっと今朝の猫さんを思い出してみる。


……癒されるにゃ~。


はっ!僕のキャラじゃない!!けど、可愛いんだもんなぁ…。

そういえば琥鉄先輩の猫なのだろうか?


「琥鉄先輩。今朝、僕の部屋でとっても可愛い猫が出現したのですが

この家で飼っているのですか?」

鍵で黒いドラゴンと戦いながらこちらを向くこてっちゃん。

ちなみに1をやっているのはたくさん違う作品が出たからまた最初のやつを

思い出したいという理由からだそうだ。


このネタひっぱり過ぎだって?やってるこてっちゃんに言ってね。


「ん~飼ってるよ~。見かけないと思ったら、よっと。お前の部屋に、アヒル回復!

行ってたのか。ヤバッ!!」

どうやらゲーム中に声が出るタイプの人らしい。


「あの猫さんはなんて名前なんですか?」

可愛いくりくりの瞳を思い出しながら問いかける。


「最初はヒナってつけようとしたんだけど、やめた」


「なんでヒナ?そしてやめたのもなんで?」

僕は気になったことを聞いていく。


「ヒナはピンクの髪を持つ生徒会長から取ろうとしたんだけどなんか堀に

『それはいろんな意味でやめておいてほうが…』って言われたからさ。

ちょっと不服だったけどな」

堀さんナイス!!今のまま行ってたら著作権的にも琥鉄先輩のネーミング的にも

確実にアウトだったね。


いや別に『ヒナ』って名前が悪いわけじゃないよ?


琥鉄先輩が使う=二次元の嫁(自称)


だろうから、他の人に由来について聞かれた時困るんだよ。主に堀さんが。


「で、結局なんて名前にしたんですか?」


「ニャル」

あれ…?どっかで聞いたような…?


「なんでもニャルラトホテプからつけたようなのですが、なぜ猫に

クトゥルフ神話の怪物の名前にしたのか…。まぁ猫のようなニュアンスだから

そうつけたのかも知れませんね」

違うよ堀さん!!こいつ絶対にあのものすごいアホ毛の方からつけたよ!!!


堀さんが最近のやつ知らないからってつけやがったなコイツ!!!


「ちなみにあの猫さんを飼い始めたのはいつですか?」


「2012年の…4月だったと記憶しております」

はい、確定ですね。

結局あのやろうはダメ人間ってことか…


呆れたらトイレ行きたくなってきた。


「ちょっとトイレ行ってきます」

そう言って廊下に出るとニャルがなにかをくわえて歩いていた。


ん?あのくわえてるやつ見覚えが…?

う~ん…なんだろう…?


あっ!先輩が大事にしてる緋○剣心のフィギュアだ!

なんでも最近、実写化が決まったから知名度が上がり、先輩がハマった

らしい…


僕は基本、実写化反対の人だからちょっとがっかりだけどね…



そうだ、猫さん忘れてた。あ、走ってっちゃった。

ん?なんかヤバくね?


「・・・・・・待てえええええええええ!!!!!!!!」

大事にしてたものが急に手元から消えてたら先輩がどんな暴れ方をするか

わかったもんじゃない!!

先輩が起きる前に急いで取り戻さねば!




――――――――――数分後



「はぁ…はぁ…なんでこの屋敷は無駄に広いんだあああああああああああ!!!!」

僕の虚しい叫びが響き渡る…


猫を追いかけたはいいが、猫の足の速さとこの屋敷の広さとで見失ってしまった…


「まったく…なに騒いでんだ?」

そう言いながら廊下の方から琥鉄先輩が歩いてきた。


「こてっちゃん!緊急事態!!WARNING!WARNING!」


「誰がこてっちゃんだ!!」

細かいことにこだわるなぁ!急いでんの!!


「そんなこと気にすんなよバカ!緊急事態なの!!」


「バカ!?さりげなくバカって言ったよな!!?」

あーもう!!


「うるさい!!焦ってんの!見てわかってよ!!!」


「ぐ…っ!で、どうしたんだ?」

やっと話が進むよ。まったく、この馬鹿(カス)はダメだな。


「今、お前に対して殺意を抱いたんだがなぜだろう…?」

おぉ!ちなみにさっきのは『バカでカス』って意味だよ。


「いてっ!なんで殴るんですか!!」


「あぁ悪い!俺の意識、飛んでた!!」


「テンション上げればいいと思うなよ!!」


「話が進まねえって…結局なにが起きたわけ?」

自分から流れつくったクセに…



「猫さん…ニャル?が先輩の抜刀斎を盗んでしまったんです」


「え…?それって…」

僕の言葉を聞いて顔色が悪くなる琥鉄先輩。


「先輩が今、一番大事にしている物ですね(多分)」

そこに追い打ちをかける。


「草の根かき分けてでも探し出せええええええええええ!!!!!!!!!」



こうして僕と琥鉄先輩のにゃんこ大捜索戦が始まった…


いや~やっと書きあげましたね~(^○^)


ほんと休みがなくて最近疲れ気味な地味人間です・・・


今回はちょっとネタが多すぎた感がありましたがどうでしょう?



たぶん今週もまた書けないかもしれませんが待ってくれている希少な

ありがたい人!

ちょっと待っててください!


あとサブタイトルをちょこちょこ変えていく予定です。

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