果てしない終わりは
ある日、ある建物で激しい爆発が起こった。その爆発はある戦争の火種となった組織の建物を吹き飛ばした。組織が研究をしていた・・・・のデータも。
そんな日から数年たった今。火種となった組織は消えずにまだ戦争を続けていた。組織の建物もあの爆発で吹き飛んだがそれはまだ一部だったため組織は崩壊しなかった。あの爆発の原因はわからないままで捜索隊が爆発後から施設後で原因を探っているがわからないままだ。そのため組織もむやみに動けず戦争はここ数年は落ち着いていた。そんななか爆発した組織の建物から遠く離れ爆発の衝撃が届かなかった花が生い茂った場所に一輪の真っ白い花が咲いていた。そこを一人の白い髪をした少女ともうひとりの少女は手を繋いで何かを追いかけるようにして走っていた。爆発が起こった日から雪が降り続けている中。
爆発の衝撃が届いても壊れていない建物があった。そこで男は施設から持ってきた資料と道具を取り出し何かを始めた。その資料には『詩歩』の文字と『雪』という題名が書かれた資料がのっていた。それを男は何回も見て、パソコンに文字を打ちこんでいた。そして男の目の前には透明の人が入りそうな筒みたいなものがあり、その中で「何か」が動いていた。