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春ともし  作者: 時幸空
1/4

一、就職先が決まりました

 一天晴れ渡る、とはこんな空をいうのかもしれない。

 乙葉旭おとはあさひは、春の朝の光を存分に浴びながら、過分に広々としたウッドデッキで伸びをした。サックスブルーの綿シャツにデニムというラフな姿が青空に溶け込む。猫っ毛の柔らかな髪が朝の爽やかな風に揺れる。

 昨夜の大雨の名残は、枝先に連なる水滴と、庭へ続く飛び石の小さな窪みに残るほんのわずかな水たまりくらいしか見当たらない。桜の花びらがすべて散ってしまうのではないかと残念に思うほどの強い風雨だったにも関わらず、旭の立つウッドデッキや、目前に広がる林と呼んでも過言ではない庭の小道に花びらがあまり落ちていないのは、家の者が早朝からせっせと掃除をしたためだろう。キッチンの方から漂ってくるバターの溶ける匂いに、庭掃除を終えた彼らがすでに朝食の支度を始めているのが窺える。

「あの二人はほんとに変わらずに働き者だなぁ」

 キッチンをちょこちょこと駆け回っているだろう彼らの小さな姿が目に浮かび、旭は思わず笑みをこぼす。

「無職のおまえと違ってな」

 まるでタイミングを見計らったように、旭の頭上から声が落ちてくる。見上げれば、二階のバルコニーから茶髪の若い青年がニヤニヤ笑いながら旭を見下ろしていた。

 整った容姿にちょっと伸びすぎた茶髪、贅肉などないすらりとした長身は、百人の女性に訊けば全員が口を揃えて格好いいと目をハートにしながら賞賛する造作だ。たとえユニクロのTシャツとリラコを着て髪がボサボサであろうとも、この近所では今年九十歳になるおばあちゃんから幼稚園児まで老若問わず女性に人気がある。

「おはよう、焔」

 彼は「はよっ」と短く応えると、ベランダの手すりを軽々と乗り越えて、旭の立つウッドデッキに降り立った。二階から飛び降りるのになんの躊躇も見せない。その振る舞いはまるで野生の動物のようだ。

 容姿といい、その行動といい、どこから見ても人間離れしているその青年に、旭は小さく眉を寄せた。

「ちゃんと階段を使いなよ」

 窘める旭に焔はへらりとした笑みを返す。

「外からは見えないんだからいいじゃねえか。無駄に広い敷地が役に立ってる」

「いつも家でやってることが外でポロッと出るんものなんです〜」

「俺はそんなヘマはしませ〜ん」

「っていうか無職は焔も同じだよね?」

「妖怪が勤勉に働いてどうするよ」

「勤勉な妖怪も沢山いるでしょ、この時代」

「俺の仕事はおまえのそばにいることだろうが」

 僅かばかりの旭の反撃を、焔は事も無げに一蹴した。

 端から見ればとても重い言葉を、焔は軽く投げて来る。怖いほどにまっすぐで迷いがない。

 なんでそんな風に言えるのかな、と旭は心の内でつぶやく。

 誰かのそばにいるということは、その者につなぎ止められているということだ。自由を奪われる行為だ。何度、この言葉を投げかけられたかわからないが未だに応えに窮するのは、旭には軽く受け流すことも、焔の自由を奪い自分に縛り付けることを容易く受け入れることもできないからだ。

 そもそも他人との接触に難のある旭は、こういう会話が苦手だ。それに言い返したところで、五百年を超える時間を人を欺き時に攫い喰らってきた妖狐に、人間として二十二年しか生きていない旭が適うわけもない。

 溜息を吐く唇を、旭は小さく尖らせる。頭一つ分ほど長身の焔を見上げれば、精巧にカットされよく磨かれたアメジストのような紫の双眸が、どこか鼻にかけた様子で細められている。

 どこから見ても人間そっくりだ。

 それが偽りの姿であることを旭は知っている。

 焔の本来の姿は白狐だ。

 それも乗用車くらいのサイズがデフォルトだが、大きさを変えることや人や犬に化けることなど、焔にとっては息をするように容易い。都会で暮らす今は、ほとんどを人の姿で過ごしているが、妖怪としての力が強すぎるため、人に化けてもその容姿や立ち居振る舞いから妖気があふれ出てしまう。まなざしや言葉一つに力が宿っているようだ。彼が人を引きつけるのは主にその力のせいであるが、誰に対してもオープンで大らかに接する性格も一因だろう。

 一蹴りで空を渡る姿や鬼火を従えて他の妖怪たちを平伏させる姿を、あるいは近所の女性たちから声を掛けられては歓談する姿を、旭は幼い頃から目の前で見てきた。今さらその際立った容姿に目を奪われたりはしないが、彼が放つパワーに畏れを抱くことはある。

 なぜなら旭もまた、見た目通りの普通の人間ではなく、あやかしの持つ力をよく知る特質を持っているからだ。

 旭は、妖怪退治を家業とする一族に生まれた。家業柄、幼い頃よりあやかしたちに囲まれて育った。妖怪退治屋だからといって、存在するすべてのあやかしをむやみやたらと消すわけではない。一般には知られていないが、彼らは生物学における動物界、植物界に接ぐもう一つの界、妖界に属するモノたちであり、鳥や獣のすべてが人間を脅かすものではないのと同様に、か弱く害をなさないものも多い。小さき隣人たちは犬猫のペットのように幼い旭のよい遊び相手でもあった。

 しかし人間たちに居場所を奪われたあやかしたちは時に牙を剥く。妖怪退治屋が狩るのは、そうした人間や財産を脅かす輩だ。

 両親共に退治屋である旭は、普通の人間には見えない存在を感じ、平伏させる力をその血に受け継いでいる。退治屋のサラブレッドとして幼少の頃よりその力を発揮し、中学生の頃には一時、退治屋の仕事を手伝っていたこともある。

 けれど旭にとってあやかしは、人間のクラスメイトたちよりも近しい存在だった。人を惑わせ狂わせる彼らを哀れとは思えども憎むことができなかった。退治屋という家業に疑問を抱いた結果、退治するより心を通わせることを選んだ。

 旭は、今はその生業から距離を置いている。

 しかしあやかしの方はそんな旭の想いなど知る由もない。退治屋の血を持つ者であるが故に、命を狙われやすい旭を、片時も離れず守ってきたのが焔だった。

 旭が生まれたときから二十二年、焔は旭のそばにいる。

 血のつながりどころか種族さえ違うのに、両親よりも近い存在である焔が常にそばにいる理由を、旭は説明できない。家族ならそばにいることに理由はいらないのに、と旭は思う。

 そこらの人間よりも社会性の高い白狐である焔と、特殊な力を持ち特殊な家に育ったために極端に友人の少ない社交性コンプレックスの塊のような自分。

 そばにいるよ言われる度に、人間に縛られずあやかしとして自由に生きられるよう開放してあげたいという気持ちが膨らむ。けれどすぐに、彼を失うことへの強い喪失感も溢れてくる。

 考え込む旭の心の内など、焔にはお見通しなのだろう。軽く頭をたたかれた。

「またおまえは考え込んでんな。使役妖怪ってことでいいだろ。『あっち』ではそういうことになってんだから」

 焔のいう『あっち』とは、妖怪退治を組織的に行っている機関のことだ。旭はその組織に退治屋として登録されている。現在は仕事はしておらず凍結状態であるが、焔ほどの妖怪を野放しにもできず旭の使役妖怪として登録されているのだ。

 退治屋が妖怪を使役することはよくあるが、普通は契約を結ぶ。退治屋の血で妖怪を縛り、妖怪が自ら力を使えないようコントロールするのだ。完全に自由を奪う行為である。旭は焔と契約を結んだことはない。家族同然の焔とそんな関係は望んでいなかった。組織への証拠提出のために、焔に手伝ってもらって契約の書を偽造したのだった。

 退治屋と退治される側のモノが兄弟のように育ち、どんな時も共にある。

 この歪んでいるような、けれど旭にとっては当たり前の関係に、今はまだ名前がないだけなのかもしれない。

 旭が中学卒業と同時に実家を出て、親戚が提供してくれたこの家を借りて、普通の高校生として生きることを選んだときも、焔は当たり前のように付いてきた。化けるときの外見を調整し、同じ学年に入学さえした。大学も旭と一緒に通った。

 そしてこの三月、大学を無事に卒業した二人は、無職の日々を迎えていた。

 この家にやってきて八年目の春だ。

「完璧に人間に見えるし社交性もあるんだからちょっとは働いても罰は当たらないよ」

 出口の見えない悩みに終止符を打つように、旭が話題を変える。

「別に金に困ってないから必要ないだろ。おまえの実家もこの家の主も金持ちだろうが」

「その発言、絶対に外ではしないでね。嫌われるよ」

「だ〜か〜ら〜俺はそんなヘマはしませ〜ん」

 そんな堂々巡りの朝、朝食の用意ができたと呼びに来たのは小さな銀色の狐たちだ。

 焔の眷属で、名を白金しろがね子銀こぎんという。妖怪としてはまだ幼くうまく変化ができないため、耳と尻尾が狐のまま、その他のパーツは小さな男の子を装っている。着ている服はいつも着物だ。尻尾の先がちょっとだけ金色なのが白金で、それ以外の外見は瓜二つなので、尻尾がなくなったら瞬時に見分けはつかない。いつまでも耳と尻尾のある愛らしい姿でいてくれたらいいのにと思う旭である。

 白金と子銀は、旭たちが親戚よりこの家を借り受ける際に、焔が呼び寄せた。以来、この広すぎる家で家事全般をしてくれている。雨上がりの荒れた庭を、主たちが起きる前に掃除したのもこの子たちだ。

「おはようございます、旭様、焔様。朝食の準備ができました。ダイニングへどうぞ」

「今日は旭様のお好きなマッシュルームとチーズのオムレツなのです。美味しくできたのです」

「おはよう。庭のお掃除もしてくれてありがとうね、二人とも」

 旭が子狐たちのもふもふの耳のついた頭を撫でると子犬のように旭にじゃれついて必死に尾を揺ら。

「甘やかすなよ」

「眷属なのに冷たいね。こんなちっちゃいのにがんばってくれてるんだから焔だってたまには褒めてあげなよ」

 ウッドデッキから部屋へ入りかけた焔が振り返り両手でVサインをつくる。

「なんでVサイン?」

「こいつら成長が遅いけどおまえと同い年くらいだぞ」

 Vサインではなく二十二と言いたかったらしい。

「え? そうなの?」

 同居を始めて八年目にして知った事実に、二匹を撫でる旭の手が止まる。けれどもっと撫でてと旭の顔を見つめる黒い瞳は無垢で純粋で、旭の顔は自然と緩む。

「やっぱり可愛い」

 二匹一緒にぎゅっと抱きしめると日に当たった洗濯物のにおいがした。

「まんまと欺されてやがる」

「僕は欺していません」

「僕も欺してないのです。旭様が大好きなのです」

「はいはい。メシにしようぜ。絞りたて百パーセントのオレンジジュースが飲みたい」

「ご自分でどうぞ」

「オレンジありますよ〜無農薬なのです〜」

「なにその対応! 俺はおまえらの主だぞ」

「もういっそ旭様を主にしたいです」

「白金、おまえいい度胸だな」

「僕も旭様がいいのです〜我ら眷属の中でも旭様の人気は焔様を抜く勢いっっいたたたたです〜舌噛みました〜」

「おまえは黙ってろ、子銀」

 ダイニングへと向かう焔と二匹の子狐たちの後ろ姿を眺めながら、旭はもう一度、春の朝日を満喫するように伸びをした。

「とはいうもののやっぱり無職はまずい気がする。いまさらだけど仕事探してみようかな。アルバイトだったらできるかもしれないし」

 他人とコミュニケーションを取ることに未だ不安を覚える旭は、自分が他の学生たちと同じように就職活動という過酷なイベントに参加できるとは思っていなかった。それに自分にはやるべきことがある。定職に就くということは、それができなくなることを意味していた。

 同学年の学生たちがスーツ一色に染まっても、旭は自分の所属する文化人類学の研究室に籠もって過ごした。教授には大学院に進むことを勧められたが、大学に残るほど研究に興味があったわけでも、勉強が好きなわけでもなかったから卒業を選んだ。

 自分にできることは少ない。自覚しつつ、それでも今日はなぜか前向きに職探しサイトでも覗いてみようかなと思った。

 昨日とは少しだけ違う朝だった。

 それは何かが変わっていく予感だったのかもしれない。



 緑青色の小さな鳥が、大きな窓を開け放したままのリビングにするりと入り込む。

 白金と子銀が作った美味しいオムレツを食べた後、ソファに寝転びながら、少しだけ前向きな気持ちで職探しサイトを見ていた旭は、タブレットの縁に舞い降りた小鳥に驚き声をあげた。

「うわっ!」

 タブレットを放り出しそうになるのをすんでのところでこらえる。

「大丈夫ですか? 旭様」

 食後の緑茶を持ってきてくれた白金がこてんと首をかしげる。

「あ〜大丈夫セーフ。いきなり小鳥が入ってきたんでびっくりしただけ。人なつっこい鳥だね。どこかで飼われていたのかな」

 タブレットの縁で小鳥も首をかしげる。

「それは式神ですね」

「え? そうなの?」

 小鳥はひらりと飛び上がり、その姿を歪ませた。小さな鳥は霧散し、残ったのは一葉のハガキだった。白金が落ちたハガキをさっと拾ってくれた。

「はいどうぞ」

「ありがとう、白金」

 表書きには住所もなく、「乙葉旭様」という宛名と乙葉流星おとはりゅうせいという差出人の名が達筆で記されている。

「おじいちゃんからの手紙だ」

「久しぶりですね。前回は去年の年末でしたから」

「うん、北海道からだったね。今度はどこからかな」

「旭様、僕はキッチンの片付けがあるのでこれで失礼しますね。お手紙をお楽しみください」

「ありがとう」

 ソファに座り直して、白金の持ってきてくれたお茶を一口、飲んだ。

 流星は、旭の母方の祖父だ。祖母は、乙葉家の直系で一族の跡取りであったため、流星は乙葉家に婿入りという形を取った。元の名を紫葉流星という。

 東の乙葉、西の紫葉、北の神路、それは、知る人ぞ知る妖怪退治屋の一族の名である。

 紫葉家の末弟として生まれた流星は、兄姉をしのぐ途方もない退治屋としての力を持ちながら、退治屋の仕事はしようとしなかったそうだ。紫葉家からは勘当され、婿に入った乙葉家では娘の陽桜ひおうが一歳になる前に放浪の旅に出た。陽桜が北の神路の者と結婚し、初孫である旭が生まれたときに一度だけ、乙葉家に顔を出したことがあったと旭は聞いている。

 旭の元へ祖父から手紙が届くようになったのは、旭が中学に入り家業の仕事を始めた頃だった。消される対象であるあやかしたちへと、どうしても傾いてしまう心を隠しきれなくなり、このまま家業を継ぐべきか迷っていた旭に祖父はこう告げた。

『今は選ぶ時ではない。おまえの旅はまだはじまったばかりなのだよ』

 手紙に差出人の住所はなく返事を書くことはできなかったが、旭の置かれた状況をすべて知っているかのようだった。それからたびたび届くようになった祖父からの手紙は、旭を導く光となった。

 流星があやかし側についた、という話を祖母から聞いたのはその少し後だ。

 祖父に会いたい。

 会って問いたい。

 あやかしへと引かれるこの心をどうすればいいのか。

 あやかしと人、どちらを守るべきなのか。

 妖怪退治の仕事から離れ、普通の高校生活を始めても、答えはでなかった。

 祖父に会わなければ。

 会って問うて、彼の言葉を直接聞かなければ。

 普通の高校生として生活しながらも妖怪と関わってしまう旭は、流星への想いを強くした。

 その後も、祖父からの手紙は続いた。季節の挨拶程度であったが、風に舞う木の葉や小鳥、時にはあやかしが運んで来くる手紙を、旭は楽しみにしていた。書かれているのは旅の記録だった。どこどこの温泉へ行ったとか、どこどこの酒が旨かったとか、たわいもない内容だが、旭はそれを受け取ると寸暇を惜しむように旅支度を調えその場所へ向かった。もういないとわかってはいても、祖父の痕跡を探さずにはいられなくなっていた。

 祖父はそんな旭の行動を楽しんでいるかのように、いつもわずかな痕跡を残していった。この八年間、ずっと続けてきたリアル鬼ごっこだ。

 これが、旭が人とのコミュニケーションが苦手という以外に、定職に就けない大きな理由だった。祖父からの手紙は旅の始まりだ。

「今度はどこへ行ったのかな」

 三ヶ月ぶりのハガキを裏返す。その足はもう旅支度をすべく二階の自室へと向かっている。

「え? えええええ?」

「なんだよ、旭。うるせえよ」

 二階の階段から焔が降りてくる。洗い物をしていた白金と廊下の掃除をしていた子銀も慌てて走ってきた。

「旭様? どうなさいました?」

「ハガキ? 流星か?」

 旭の手の郵便はがきをめざとく見つける。

「今度はどこよ? 前回は真冬の北海道だったからな。次はあったけえところがいいな。俺は博多のもつ鍋が食いてえんだけど」

 焔も流星からの手紙とその後を追いかける旅にはすでに慣れっこになっている。旭と一緒に楽しんでいるようだ。

 旭の目は確かめるように何度も何度も文面をなぞっている。

「どうした? 今度は海外か? 南米の秘境とかも楽しそうだな」

「旭様〜?」

 旭のシャツの裾をつかんで子銀が心配そうにきゅうと鳴く。

「焔」

「なんだよ」

「僕、就職先が決まりました」

「は?」


***


旭様

 大学卒業おめでとう。

 四月より店を一つ頼みたい。私の店だ。商いの内容を説明すると長くなるから、店に置いてきた日誌を読んでほしい。

 店舗兼住居になっているので生活に必要なものはすべてそろっている。身一つで引っ越しOKだ。

 鍵は町の不動産屋の三森さんに預けてある。まず三森さんを訪ねなさい。

 住所は次の通り。

 東京都○○市乙葉町一八九

 よろしく頼む。

 流星



妖怪もの現代ファンタジーシリーズのはじめのお話です。

少しの不思議が日常に混じり込んでいる、そんな世界を描きたいと思っています。

このシリーズ「乙葉町商店街あやかし奇譚」は、以前にYAヤングアダルトジャンルで、主人公が中学生設定でささやかに書いていたシリーズの続きです。以前のシリーズは同人誌で出していましたので、こちらの「なろう」では未読前提で、どなたでも楽しんでいただけるように書いています。

乙葉商店街での人々とあやかしたちの日常をお届けします。

「春ともし」は全五話+エピローグです。

しばらくお付き合いください。

次回は2021年10月15日(金)夜にアップ予定です。

またTwitterでは、乙葉商店街の様子などを140SSで書けたらいいな〜と思っています。

よろしくお願いいたします。

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