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【番外編】アマビエさん、天にも昇る

 アマビエさんは急にそわそわし、髪を整えだした。


「いいですよ、その角度……ちょっと、顎を上げて」

「うむ」

「振り向いてみましょう」

「こうか?」

「腰をひねってみたり」

「ふんっ」


 完全に、自分たちだけの世界に入っている。


「楽しそうだねえ」

「うん」

「お兄ちゃんからメールもらった時は、何かと思ったけどさ」

「すまん」


 確かに、今見るとひどい文面だ。


「アマビエさんを描くんだ、今すぐに……」

「その時は必要だと思ってたんだよ」


 僕は頭をかいた。


「センセイがすぐ食いついたから良かったけどさあ」


 妹は何故か、友達をセンセイと呼ぶ。


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― 新着の感想 ―
[一言] そういえばこの回のタイトル【番外編】が抜けてないか?
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