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【番外編】アマビエさん、跳ねる
アマビエさんはバネ仕掛けの玩具のように跳ね上がり、必死にコントローラーを取り戻した。僕とクタベさんは、こっそりと視線を交わして笑う。
「はい、撮りますよ……！」
無事に、センセイを真ん中にした写真が出来上がった。ネットワークを通じて配れるため、後でうちにも送ってくれるという。
「え、じゃあ……違う組み合わせでもう一回やろう！」
「それはいいですね」
「あとさ、木の実を掘りに行かせてほしいんだよね。違う島じゃないと、生えない種類があるから」
「いいよいいよ」
「お返しに、使ってない家具や洋服をあげる」
「わーい！！」
