表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
493/510

【番外編】アマビエさん、知恵に敗れる

「なに」

「え?」


 アマビエさんと事務の子が、同時にモニターを見る。そこには、雨の中を全力疾走する宇宙人がうつっていた。


「どうしてあんなに急いでいるの?」

「もうすぐ雨がやむからですよ」


 クタベさんに、僕は答えた。


「え?」

「まあまあ、見てればわかりますって」


 センセイがようやく動きを止める。そこには不思議な光景が広がっていた。やや小降りになった雨の中に、ちらちらときらめく炎が踊っているのだ。


「なにあれ、水の中に炎?」


 センセイは迷うことなく、その炎に向かって網を振った。ぼすっ、という音がして、踊っていた炎が消える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ