表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
426/510

【番外編】アマビエさん、時々鋭い

 おだてる僕に対し、アマビエさんは生ぬるい視線を向けた。


「つかぬことを聞くが」

「なんでしょう」

「花とこの場所の存在を知っていながら、なぜこの妖精は何もせんのか?」

「ゲームの存在異議を揺さぶらないでいただきたい」


 とぼけた顔と行動をしながら、アマビエさんはなかなか鋭いのである。


「彼女は……そう、見ているだけしかできないんですよ」

「なんと」

「そう、おいしいご馳走があっても見ているだけ」

「哀れな奴だ」

「だから言うことは聞いてあげましょうね」

「……うむ、それならば」


 アマビエさんの同情心を買うことに成功した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ