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アマビエさん、急所をつかれる
「つまり困ったら役所へ行け、という話であろう」
「まあ、乱暴にまとめるとそうなりますね」
「ならば話は終わりだ。我はもっと、自分に関係するような話が聞きたい」
アマビエさんはふんふんと意気込んだ。いいところを邪魔されたクタベさんは、冷ややかな目でアマビエさんを観察する。
「では、ちょうどいいのでサプリメント・市販薬の話でもしましょうか。あなたはダイエットの必要がありそうなので」
「ぐふっ」
余計なことを言ったばっかりに、アマビエさんにカウンターが突き刺さった。
【薬局あるある】薬は嫌がるが、サプリメントはみんな好き。




