表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/510

アマビエさん、空気を読む

「ヒマですねえ、薬局長」

「そんなこと言ってると波が来るよ」


口をつぐんだが、遅かった。五人も患者さんが入ってくる。


「一気に……」

「不思議だけどねえ、こういうもんだよ。あ、アマビエさんも来た」


アマビエさんは事務がくるくると動くのを見て、しばし静かに立っている。窓口が落ち着いてから、処方箋を出した。


「あれは助かるねえ。アマビエさん、事務の子にも人気あるんだよ。バレンタインにチョコあげたって言ってた」

「僕、もらってない……」


密かに挽回を誓った。


【薬局あるある】病院が操作してるのかと思うほど、一気に患者が来る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ