表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/510

アマビエさん、時間を忘れる

「時間?」

「錠剤をばらす、機械にセットする、出てきたものが正しいか確認する……と工程が増えます」


通常の何倍も手間がかかる。間違ったものを渡せないから、省略はできない。


「外出するか翌日取りに来てもらえると、待つ時間が短くて済みます」

「参考になった。では」


アマビエさんは大急ぎで階段を降り始めた。僕は見送りに行く。


「何かあるんですか?」

「王将の割引デー」

「餃子かあ」

「通はニラレバ」


順調に馴染んでいるアマビエさんに、頼もしさを覚えた。


【薬局あるある】一包化、九十日分を「三十分でできる?」と言われて白目になる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ