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【番外編】アマビエさん、露天に感動
「おお」
回廊を抜けると、石造りの露天風呂がいくつも並んでいる。アマビエさんが歓声をあげた。
「全部同じか?」
「今のところは。でも、入ってみましょうか」
一番手前の湯でしばらく休んでから、奥へ行く。すると、不思議な手すりがついた湯が見えてきた。
「ん? ずいぶん浅いな」
「寝転がって使うみたいですよ」
「面白い。やってみよう」
アマビエさんと並んで、横になる。青い空を見上げながら、ふわふわと湯に浮くのがとても面白かった。
「雲が浮かんでますねえ」
「ラーメンの油のようだ」
「もう少しロマンチックに例えてくださいよ」




