表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
178/510

【番外編】アマビエさん、着替え?

 僕は一人だし、大して荷物もない。濃紺の部屋着に着替え、タオルだけ持ってロッカーを出た。


「早かったな」


 アマビエさんは早く温泉に入りたいのか、足踏みをしている。


「まだかな」

「覗くな、趣味の悪い」

「女性は着替えに時間がかかるから」


 そんな会話をして、僕はふとあることが気になった。


「アマビエさんもアマビコさんも、脱皮しないんですか」

「爬虫類扱いはやめろ」


 露骨に嫌な顔をされた。


「俺は、常に外殻が入れ替わってる。人間の皮膚と同じだ」


 皮膚も生まれ変わっているが、僕らにその感覚はない。アマビコさんもそんな感じだそうだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ