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【番外編】アマビエさん、押し負ける

 アマビエさんが、わずかに「正確」という単語に力をかけたのがわかった。


「巻頭はカラーなんですけど、あとは白黒です。目指すは全頁カラー刷り!」

「他に力を入れるところはないか?」

「ううーん……あ、購入特典とかいいですね!」


 遠回しに抗議するが、通じない。悪意がないのが分かるだけに、アマビエさんもそうきつく言えないようだった。


「おい、間に合わなくなるぞ」


 アマビコさんに言われて、その話はうやむやになる。アマビエさんは肩を落としたまま、街にくり出した。自粛の精神が行き届いているため、人影が少ない。




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