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アマビエさん、見直す

「確かに機械は便利だけどね。任せっきりにはできないですよ」


 固まった僕の心を、薬局長が救ってくれる。


「最初の入力が間違ってたら、全部そのまま出てくる。融通がきかないから」

「ゆるくやれないのか」

「はい。それに、薬が違うところに入ってしまったり、壊れてしまうこともある。機械はあくまで有能なサポーター、盲信は危険です」

「信じる者は足を掬われる」

「民間信仰をすすめるアマビエさんが言うことですか?」


 ぬめぬめしたボディで抱きつかれ、僕は白衣を一枚無駄にした。


【薬局あるある】機械を使っても、最終チェックは人頼み。

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