表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
129/510

【番外編】アマビエさん、怒る

「……しぬ」

「キツそうだから、アマビエさんはお休みしよっか」


 アマビエさんは、妹に抱きついて震えていた。


「しかし不思議ですね。海で生きているのでしょう? 泳ぐための筋力は、どうしているのでしょうか」


 センセイが疑問を呈する。言われてみれば、その通りだった。


「海藻のように、頼りなく揺れているに決まっている」

「プール、行く」

「おう。望むところだ」


 アマビエさんの目に光が戻った。階段を降り始める。


「ああ、待って……」


 全員で追いかけた。泳いでいたおばさまたちが、ぎょっとして固まるのをよそに人外たちは水へ飛び込む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ