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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

あの人に助けられ・・・

あの人に助けられ・・・

作者: アニザック

僕の名前は鶴宮渚つるみやなぎさ

突然ですが僕は家出の真っ最中です。

僕の将来の夢を否定され勢いで出てきたものの、これからどうするべきか……

自転車をつきながらこの先どうするか途方に暮れていると、変哲もないバスが僕の横を通過し先のバス停でとまり中から飲み会帰りなのか人の集団が降りてきた。

特に気にする必要はないのだが何となくその集団の後を追うかたちで歩いていると、何か騒がしい場所に辿り着いてしまっていた。

僕が周りの風景に圧巻されていたうちに、目の前にいた集団はいなくなっていた。

その集団を追ってココに迷い込んできたため、無論帰り方は知らない。

しばらく歩き続け、いつの間にか人が少ない所へ出たらしい、周りには人影がひとつもない路地のような場所だ。

そこで僕は見てしまった……

1人の女が数人の男にレ○プされてる姿を……

僕は驚きのあまり、自転車を倒してしまい音が周りに響く、数人の男はこちらを向き、わなわなと近づいてくる。

刻々と迫ってくる男達、逃げようと思ったその瞬間……

「待ちなさい、そこの男連中!」

僕の後ろから覇気のある声が辺りに響きわたった。

とっさに、僕も後ろを振り返り男達もその人に釘付けだ。

「そこの下衆共、恥を知れ私が粛清してやる」

女性?フードの様なものを被っているからよく顔は見えない。

「どこの誰か知らねぇが、邪魔してくれんなよ」

「そのフードひっぺがして、顔を拝ましてもらうぜ」

男達がナイフを取り出し、襲いかかろうとした瞬間……

フードの人がいつの間にか男達の後ろへ通過し、男達は振り返り驚く。

「コイツいつの間に後ろに行きやがった」

そして、もう一度襲いかかろうとした途端、急にナイフを持っていた腕が吹き飛んだ。

「ヒッ……ヒギャャャャャ」

叫び声が辺り一帯に響く。

男達は、切られた腕持って逃げていく。

フードの人は、女性に自分の纏っていたローブの様なものを着せ、やっと僕からも”彼女”の正体が見えた。

「あ、ありがとう……ございます……」

女性は怯えながらも、礼を言いその場を後にした。

「で、そこの陰で立っている少年、君は誰だどうしてココにいる?」

僕は自己紹介をし、ここに来た経緯を話した。

「ふむ、そういう事か……すまない、私の名前は舞鶴小百合まいつるさゆりだ、ここら一帯は危険だひとまず安全な場所まで移動しよう」

僕は小百合さんの後を歩き、着いた場所は舞鶴まいつると書かれた家の前にいた。

「少々、荒れているが気を楽にしてくれ別に、金銭を取ろうとしている訳でわない」

椅子に腰をかけ、言われた通り楽にしていると

「渚くん?で良かったのかな?君は好き嫌い等はあったりするか?」

首を横に振る

「そうか、それなら良かった」

何やらキッチンで料理をしているらしい。

あんなことが、あったから緊張が解けたのか睡魔が押し寄せてきた。

━━30分後

何やらいい匂いとともに声が聞こえる。

「渚くん……渚くん、起きたまえ」

どうやら、寝てしまっていたらしい、起き上がり目をこする。

「せっかく、作ったのに冷めてしまうではないか」

目の前の食卓にカレーが用意されていた。

「さ、一緒に食べようではないか」

手を合わせ「いただきます」と言い、カレーに手をつけた。

「そんなことより、酷い親御さんだな君の夢を否定するとは、私なら叩き切っているぞ」

冗談にならない様なことを言い出す小百合さんに苦笑いをする。

「お、もう食べ終えたのかおかわりもあるが?」

もちろん頷く。

そして、食事が終わり流石にこれ以上は迷惑と思い、礼を言って家を出ようとしたら……

「どうした?何を言ってる、今日はもう遅い家で泊まっていくといい」

僕は、迷惑だろうと思い無理にでも家を出ようと玄関へ行こうとすると、腕を掴まれ、何故かしら無理矢理抱きしめられた。

小百合さんの豊満な胸に押し込まれ息ができずジタバタする。

「泊まると言うまで離さんぞ〜」

息が限界なので、降参し泊まることになった。

「よしっ、今から風呂に入るか」

何か嫌な雰囲気を悟り、逃げようとしたが逃げれず無理矢理風呂まで連れていかれた。

「何をもがいている、一緒に入るぞ」

脱衣所で、無理矢理服を脱がされパンツまでも脱がされ洗濯機へ投げ込まれ、回し始めた。

全裸にされた僕はなす術なく風呂場に入れられた。

そして、ついに小百合さんが脱ぎ始めてしまった。

風呂場特有の扉越しに、シルエットで見えてしまう、服を脱ぎブラジャー、パンツと脱いでいく小百合さんのシルエットが。

そして、脱ぎ終わり扉が開き僕は心臓がバクバクして、興奮と緊張が抑えきれない。

扉が完全に開いてしまった時には、気絶寸前の状態だった。

そこには、母性感じる豊満な胸、引き締まったくびれ、小さ過ぎず大き過ぎなお尻、いろんな意味でパーフェクトなボディだった。

「さぁ、渚くんまずは体を洗うぞ!」

僕は、鼻血が出そうなのを必死でこらえ、あんな体で近づかれたり触られでもしたら、絶対出てしまう。

「まずは、髪からだな。目に入るといけないから目を瞑っていろよ」

髪は、まだ耐えられる範囲、問題は次だ……

「よしっ、次は体だな!」

背中、腕ときて前を洗おうとしてくるが必死に抵抗する。が、あえなく失敗し、前を洗われてしまう。

「やはり可愛いもんだな、年下の男の子というのは私にも君のような弟が欲しかったよ」

小百合さんが話をしている中も僕は気絶寸前で意識が保てなくなり結局気絶してしまった。

━━意識を取り戻し、起きるとそこは小百合さんの膝の上だった。

「お、起きたか急に気絶したからどうしたかと思ったぞ」

慌てて起き上がろうとしたが、小百合さんに押さえられてしまった。

「もう少し寝ていろ、君も今日は色々あって大変だったろ」

僕は、そのままもう一度眠りについた。


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