表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初めてのヨーロッパ旅行  作者: くまくま
ロシアでの出来事(パート1)
4/25

第4話 シェレメーチェボ国際空港到着

 搭乗開始。アエロフロート、ボーイング777。僕の席は中央左の通路側。なかなか良い席だ。しかも、時節柄か、空いているので、隣3つには人がいない。最高。窓側のロシア人が、こちらを見ながら、アテンダントに対してしきりに文句をつけていた。


 午後12時過ぎ。離陸時に機体がかなり揺れた。なぜか天井から水も落ちてくる。すごく不安になる。ネットで見た、着陸時には拍手が起きるという話に妙に説得力を感じる。


 飛行中の待遇にはおおむね満足。キャビンクルーが、軍人上がりのようなゴッツイ人でちょっと怖かったが、サービス自体はそんなに悪くない。お昼ごはんにはお寿司も出てびっくりした。とても日本を意識しているようです。機内サービスで出ていたビールは、「キリン 一番絞り」だったし。でも、ビールを頼む人にはちょっと嫌な顔をしていました。晩御飯も、チキンとパスタがメインで、パックのにおいがしたけれども、それなりに美味しかった。


 到着近くなり、アテンダントが何かを配りだす。一応もらっておくと、ロシアへの入国カードだった。トランスファーの場合は必要ないはず。書かないで置いたが不安は残る。


 午後5時過ぎ。モスクワに到着。トランジットの乗客は空港外に出ることも許されず、次の便までゲート内で待機。行き先ごとに乗客が分けられる。ところで、空港職員は、なぜきちんと英語を話さずに目的地を連呼するだけなのだろうか。逆に分かりづらい。選別が終わり、残った人達は、隔離された通路を歩かされ、トランジットカウンターへ。窓の外を見ると、雪がちらついている。


 何せロシアです。外国人には厳しいロシアです。次に何が起こるのかと、非常に不安になります。ビクビクしながら歩く。我ながら気の小さいことだ。

 実際は特に何も起こらず、チケットとパスポートを渡して、確認後に搭乗券を渡されるだけ。スタンプも押されないし、質問もされない。簡単なものだ。ゲートを抜けて、乗り継ぎ便を待つ。あと3時間強。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ